私達、犬猿の仲ですよね? 原作知識なしの悪役令嬢が許嫁解消したら、執着ツンデレ系の第二王子から求婚されました!
「せっかく魔女様に私の寿命と引き換えに、黒魔術を伝授してくださったのに……! 解呪をするなど!」
「え……? だ、誰……?」
「こちらの事情を鑑みず、好き放題暴れ回る悪魔……! いや、悪女め……!」
鬼の形相でこちらを睨みつける見知らぬ男性に、悪女呼ばわりされたからだ。
彼自身のものと思われる青いオーラが、禍々しいヘドロのような黒色に変化している。
それが爆発すれば、この男性も黒魔術に飲まれてしまうだろう。
「ちょ、ちょっと待ってよ……。は、話し合おう? 私、聞くから……」
「そいつは罪人だ! 私の妻を虐げ、命を奪った! 苦しみを振り撒きながら絶望の中で息絶えるのが、こいつに相応しい最期なのに……!」
虐げて、命を奪った?
絶望の中で息絶えるのが、相応しい最期?
『願いが叶う店で、魔女がある魔術を伝授していると突き止めた』
私は微睡む意識の中で、レオドールが話していた内容を思い出す。
ーーあいつの情報は、正しかったんだ。
この人は復讐を遂げるために、黒魔術を魔女から伝授されて……。
女性を呪った。
ーー捕まえなきゃ。
でも、どうやって?
「え……? だ、誰……?」
「こちらの事情を鑑みず、好き放題暴れ回る悪魔……! いや、悪女め……!」
鬼の形相でこちらを睨みつける見知らぬ男性に、悪女呼ばわりされたからだ。
彼自身のものと思われる青いオーラが、禍々しいヘドロのような黒色に変化している。
それが爆発すれば、この男性も黒魔術に飲まれてしまうだろう。
「ちょ、ちょっと待ってよ……。は、話し合おう? 私、聞くから……」
「そいつは罪人だ! 私の妻を虐げ、命を奪った! 苦しみを振り撒きながら絶望の中で息絶えるのが、こいつに相応しい最期なのに……!」
虐げて、命を奪った?
絶望の中で息絶えるのが、相応しい最期?
『願いが叶う店で、魔女がある魔術を伝授していると突き止めた』
私は微睡む意識の中で、レオドールが話していた内容を思い出す。
ーーあいつの情報は、正しかったんだ。
この人は復讐を遂げるために、黒魔術を魔女から伝授されて……。
女性を呪った。
ーー捕まえなきゃ。
でも、どうやって?