私達、犬猿の仲ですよね? 原作知識なしの悪役令嬢が許嫁解消したら、執着ツンデレ系の第二王子から求婚されました!
「どこへ行くつもりだ」
「ぐえっ」
レオドールに根っこを掴まれて止められた。
うぅ……。首が締まる……。
ヒキガエルのような声を出した私の姿を見れば、百年の恋が冷めてもおかしくはないのに――。
「ちょっと……。何す……」
「黒魔術は昼間になれば、効力が薄れるらしいな」
「そうだけど……」
「俺の知らないところで、エルネットが襲われては堪らん。どうせなら、ここからラボへ出勤すればいいだろう」
「いや、でも……。着替えとか……」
「用意しておいた」
「制服……」
「問題ない」
彼は嫌がる私に真顔で言葉を発して逃げ道を塞いだあと、抱き上げる。
その後当然のように、寝室へ連れ込まれてしまった。
「うわ……っ」
ベッドに放り出された私は、背中を強く打ちつけて悶絶する。
相変わらず、扱いが悪い。
これが愛する婚約者に向ける、態度なの? 百年の恋も冷めるレベルなんだけど……。
「ちょっと。何す……」
「話の続きを、しようじゃないか」
「なんの?」
「貴様の心が、どこにあるのかについて」
ーーやっぱり。
さっさと転移魔法を使って、逃げればよかったかな……。
「ぐえっ」
レオドールに根っこを掴まれて止められた。
うぅ……。首が締まる……。
ヒキガエルのような声を出した私の姿を見れば、百年の恋が冷めてもおかしくはないのに――。
「ちょっと……。何す……」
「黒魔術は昼間になれば、効力が薄れるらしいな」
「そうだけど……」
「俺の知らないところで、エルネットが襲われては堪らん。どうせなら、ここからラボへ出勤すればいいだろう」
「いや、でも……。着替えとか……」
「用意しておいた」
「制服……」
「問題ない」
彼は嫌がる私に真顔で言葉を発して逃げ道を塞いだあと、抱き上げる。
その後当然のように、寝室へ連れ込まれてしまった。
「うわ……っ」
ベッドに放り出された私は、背中を強く打ちつけて悶絶する。
相変わらず、扱いが悪い。
これが愛する婚約者に向ける、態度なの? 百年の恋も冷めるレベルなんだけど……。
「ちょっと。何す……」
「話の続きを、しようじゃないか」
「なんの?」
「貴様の心が、どこにあるのかについて」
ーーやっぱり。
さっさと転移魔法を使って、逃げればよかったかな……。