私達、犬猿の仲ですよね? 原作知識なしの悪役令嬢が許嫁解消したら、執着ツンデレ系の第二王子から求婚されました!
「俺の気持ちは、嫌と言うほど伝えたはずだ」
「そうだね」
「俺が1000だとしたら、貴様からの好意は1も返って来ていない。それをどうにか改善したいと藻掻くのは、貴様にとっては迷惑なのか」
「そりゃ、そうでしょ。塩対応をしてくる相手に、よくもまぁここまで異常な愛を向けて来られるよね。私だったら、速攻諦めるけど」
「塩……?」
「脈ナシ。好意的には思えない対応」
ついつい日常会話で意味不明な単語を口にする女性の、どこがいいんだか。
さっぱり理解できずに肩を竦めれば、レオドールからマジレスが返ってきた。
「どうだかな。本気で俺を嫌いであれば、無視をすればいいだけだ。律儀に言葉を交わすだけ、時間の無駄でしかない」
「あー……。そう、読み取るか……」
「口では嫌だと言いながらも。俺との婚約者になった時点でーー心の奥底では、受け入れ始めているのだろう?」
それはまぁ、反論の言葉もないわけだけど……。
理解するまでにかかる時間が長すぎて、会話するのも飽きてきちゃった。
ようやく彼の中で結論が閃きそうだと判断したわたしは、こいつの主張に渋々耳を傾けた。
「そうだね」
「俺が1000だとしたら、貴様からの好意は1も返って来ていない。それをどうにか改善したいと藻掻くのは、貴様にとっては迷惑なのか」
「そりゃ、そうでしょ。塩対応をしてくる相手に、よくもまぁここまで異常な愛を向けて来られるよね。私だったら、速攻諦めるけど」
「塩……?」
「脈ナシ。好意的には思えない対応」
ついつい日常会話で意味不明な単語を口にする女性の、どこがいいんだか。
さっぱり理解できずに肩を竦めれば、レオドールからマジレスが返ってきた。
「どうだかな。本気で俺を嫌いであれば、無視をすればいいだけだ。律儀に言葉を交わすだけ、時間の無駄でしかない」
「あー……。そう、読み取るか……」
「口では嫌だと言いながらも。俺との婚約者になった時点でーー心の奥底では、受け入れ始めているのだろう?」
それはまぁ、反論の言葉もないわけだけど……。
理解するまでにかかる時間が長すぎて、会話するのも飽きてきちゃった。
ようやく彼の中で結論が閃きそうだと判断したわたしは、こいつの主張に渋々耳を傾けた。