私達、犬猿の仲ですよね? 原作知識なしの悪役令嬢が許嫁解消したら、執着ツンデレ系の第二王子から求婚されました!
「ねぇ。素直になる準備はできた?」
「いいご身分だな」
ーーそして、事件は12か月後に起きた。
「許嫁をほっぽり出して、弟と交流を深めようとするなど……。恥ずかしくないのか」
レオドールは相変わらず、普通の令嬢だったら泣いちゃうんじゃないかってくらい辛辣な態度で、私にそう言い放った。
――私は普通の令嬢じゃないから、こんなの全然へっちゃらだけどね!
ただ……イラッと来るのは、抑えられなくて……。
「何それ。まるで私が、浮気してるみたいじゃん!」
「俺は事実を述べたまでだ」
「明らかに悪意があるでしょ。私がレオドールにあれこれ話しかけるのは、二人の仲を取り持ちたいからで……アルベールも了承済みだよ!」
変な言いがかりをつけるのだけはやめてほしいと。
ムキになって言い返したのが、よくなかったのだろう。
「俺の名を呼ぶな。不愉快で仕方ない……」
彼はそう吐き捨てると、黙ってしまった。
――気まずい沈黙が、二人の間に降りる。
こう言う時って、どんな話をすれば……レオドールは機嫌を直してくれるんだろう……?
「いいご身分だな」
ーーそして、事件は12か月後に起きた。
「許嫁をほっぽり出して、弟と交流を深めようとするなど……。恥ずかしくないのか」
レオドールは相変わらず、普通の令嬢だったら泣いちゃうんじゃないかってくらい辛辣な態度で、私にそう言い放った。
――私は普通の令嬢じゃないから、こんなの全然へっちゃらだけどね!
ただ……イラッと来るのは、抑えられなくて……。
「何それ。まるで私が、浮気してるみたいじゃん!」
「俺は事実を述べたまでだ」
「明らかに悪意があるでしょ。私がレオドールにあれこれ話しかけるのは、二人の仲を取り持ちたいからで……アルベールも了承済みだよ!」
変な言いがかりをつけるのだけはやめてほしいと。
ムキになって言い返したのが、よくなかったのだろう。
「俺の名を呼ぶな。不愉快で仕方ない……」
彼はそう吐き捨てると、黙ってしまった。
――気まずい沈黙が、二人の間に降りる。
こう言う時って、どんな話をすれば……レオドールは機嫌を直してくれるんだろう……?