私達、犬猿の仲ですよね? 原作知識なしの悪役令嬢が許嫁解消したら、執着ツンデレ系の第二王子から求婚されました!
「もしもーし。レオドールさーん? 生きてますー?」
せめて、私を押し倒すのをやめてから感傷に耽ってくれないかな……。
ほんと、自分のことしか考えられない奴。
そんなんだから、私は嫌いなんだって、なんでわかんないんだろうね?
『エルネット。好きだ。愛している』
まぁ、アルベールみたいに……。
優しく微笑みながらそう告白されたって、今までのマイナスイメージが強いから。
すぐには受け入れられないんだけどさ。
「邪魔なんだけど。退いてよ」
「ーーここで寝泊まりを続けるのであれば、条件がある」
ある程度の冷却期間が、あったからか。
あいつは話を元に戻すと、真面目な顔で私を見下した。
――求婚されるよりは、よっぽどマシか……。
私はなんとも言えない気持ちに陥りながらも、態度悪く彼に問いかけた。
「何」
「俺の、抱きまくらになれ」
「はぁ? 無理なんだけど」
「ならこのまま、俺の自室に連れ込むまでだ」
「ちょ、ちょっと待ってよ! 変な噂が立つじゃん! やめて!」
あいつは私の婚約者みたいに振る舞っているけれど、私はそれを了承していない。
書類上だって、未婚の男女だ。
せめて、私を押し倒すのをやめてから感傷に耽ってくれないかな……。
ほんと、自分のことしか考えられない奴。
そんなんだから、私は嫌いなんだって、なんでわかんないんだろうね?
『エルネット。好きだ。愛している』
まぁ、アルベールみたいに……。
優しく微笑みながらそう告白されたって、今までのマイナスイメージが強いから。
すぐには受け入れられないんだけどさ。
「邪魔なんだけど。退いてよ」
「ーーここで寝泊まりを続けるのであれば、条件がある」
ある程度の冷却期間が、あったからか。
あいつは話を元に戻すと、真面目な顔で私を見下した。
――求婚されるよりは、よっぽどマシか……。
私はなんとも言えない気持ちに陥りながらも、態度悪く彼に問いかけた。
「何」
「俺の、抱きまくらになれ」
「はぁ? 無理なんだけど」
「ならこのまま、俺の自室に連れ込むまでだ」
「ちょ、ちょっと待ってよ! 変な噂が立つじゃん! やめて!」
あいつは私の婚約者みたいに振る舞っているけれど、私はそれを了承していない。
書類上だって、未婚の男女だ。