私達、犬猿の仲ですよね? 原作知識なしの悪役令嬢が許嫁解消したら、執着ツンデレ系の第二王子から求婚されました!
そんな二人が第二王子の自室に夜な夜な閉じこもった……なんて話が蔓延すれば、尾ひれがついて本気で逃げられなくなる。
それを危惧した私が、嫌がれば……。
「貴様が気にするような悪評なら、もうすでに王城内に満ち溢れている」
「げ……っ」
あいつは今さら気にしたってもう遅いと言うようにドヤ顔で宣言すると、不敵な笑みを浮かべた。
「選ばせてやろう」
「いや。だから……」
「どうするんだ」
抱きまくらになるか、自室に連れ込まれてフカフカのベッドで寝るか。
どっちも嫌すぎて、今すぐ第三の選択肢を選び取りたかったけど。
思いつかないのだから、どうしようもない。
「もう……! ほんとに最悪!」
苛立ちを隠す余裕すらなく。
そう勢いよく宣言した私は、彼の首元に抱きついた。
「どっちだ」
「言わなくたって、わかるでしょ? このままここで布団をかけずに寝て、風邪を引いてしまえ……!」
「俺はこの程度で風邪を引くほど、軟な身体ではない」
彼は私の嫌味すらも気にならないほど、機嫌を取り戻したようだ。
真顔でそう口にした彼は、口元を緩めて私の背中に両腕を回して密着する。
それを危惧した私が、嫌がれば……。
「貴様が気にするような悪評なら、もうすでに王城内に満ち溢れている」
「げ……っ」
あいつは今さら気にしたってもう遅いと言うようにドヤ顔で宣言すると、不敵な笑みを浮かべた。
「選ばせてやろう」
「いや。だから……」
「どうするんだ」
抱きまくらになるか、自室に連れ込まれてフカフカのベッドで寝るか。
どっちも嫌すぎて、今すぐ第三の選択肢を選び取りたかったけど。
思いつかないのだから、どうしようもない。
「もう……! ほんとに最悪!」
苛立ちを隠す余裕すらなく。
そう勢いよく宣言した私は、彼の首元に抱きついた。
「どっちだ」
「言わなくたって、わかるでしょ? このままここで布団をかけずに寝て、風邪を引いてしまえ……!」
「俺はこの程度で風邪を引くほど、軟な身体ではない」
彼は私の嫌味すらも気にならないほど、機嫌を取り戻したようだ。
真顔でそう口にした彼は、口元を緩めて私の背中に両腕を回して密着する。