裏切りパイロットは秘めた熱情愛をママと息子に解き放つ【極上の悪い男シリーズ】
甘い甘い彼の言葉を嬉しいと思いつつ、なんだか今はほんの少しだけ微妙な気持ちになった。
考えてみれば和葉はずっとこういう彼のそばで、甘やかされきっていた。なにをしても肯定してくれる彼は大好きだけれど。
——私が頼りなく育ったのは、彼のこの甘さも一因だったかも。
そんなことを考える。でもすぐに、いやいや人のせいにしてはいけないと思い直した。
とはいえ、これからは甘やかされすぎないように用心した方がいいのかも……。
あれこれ考えて黙り込むと、遼一の大きな手がこめかみに差し込まれた。
「和葉が俺のところに戻ってきたって、もっと実感したいんだけど、……いい?」
その言葉の意味するところに気がついて和葉の頬が熱くなった。
答えなんて言葉にしなくても彼には伝わる。視線が絡んだ瞬間に唇を奪われた。
いつもの合図に答えると入り込んでくる彼の熱が、和葉の舌を絡めとると、幸せの色が部屋いっぱいに広がった。
愛してる、愛してる、愛してる。
言えなかった想いと抑えていた感情が頭の中で爆発する。彼の首に腕を回して、彼のキスに夢中になる。
「こういうの、いいな」
唇を離した遼一が、首に巻き付いた和葉の腕を嬉しそうに撫でた。
「嫌?」
「まさか。嬉しいよ」
微笑んで、彼はまたキスを繰り返す。
そのまま抱き上げられて、夢中になっているうちに寝室へ連れていかれる。かつてふたりで新生活のために揃えた、大きなベッドの上に下ろされた。
両脇についた彼の腕の檻に閉じ込められ、熱を帯びた彼の視線に見つめられると、これ以上ないくらいに胸が高鳴り、呼吸が浅くなってくらくらとめまいがする。
再会してから、彼と肌を重ねるのは二度目だけれど、愛し合っているのだ知った今は、前回とは違った意味で緊張する。
彼の方も福岡での夜を思い出しているようだった。
「今日は優しくする。……この間は、ごめん」
そう言って和葉の髪をひと束持ち上げてキスをした。
申し訳なさそうにする彼に、和葉は首を横に振った。
「謝らないで、あの日は私が無理を言ったから」
そこでふとあの夜に疑問に思ったことを思い出した。
「そういえばあの時、遼一、怒ってたよね……?」
恐る恐る尋ねると、彼は困ったように微笑んだ。否定しないということは和葉の考えは当たっている。
でもだとしたら、ますますよくわからなかった。
考えてみれば和葉はずっとこういう彼のそばで、甘やかされきっていた。なにをしても肯定してくれる彼は大好きだけれど。
——私が頼りなく育ったのは、彼のこの甘さも一因だったかも。
そんなことを考える。でもすぐに、いやいや人のせいにしてはいけないと思い直した。
とはいえ、これからは甘やかされすぎないように用心した方がいいのかも……。
あれこれ考えて黙り込むと、遼一の大きな手がこめかみに差し込まれた。
「和葉が俺のところに戻ってきたって、もっと実感したいんだけど、……いい?」
その言葉の意味するところに気がついて和葉の頬が熱くなった。
答えなんて言葉にしなくても彼には伝わる。視線が絡んだ瞬間に唇を奪われた。
いつもの合図に答えると入り込んでくる彼の熱が、和葉の舌を絡めとると、幸せの色が部屋いっぱいに広がった。
愛してる、愛してる、愛してる。
言えなかった想いと抑えていた感情が頭の中で爆発する。彼の首に腕を回して、彼のキスに夢中になる。
「こういうの、いいな」
唇を離した遼一が、首に巻き付いた和葉の腕を嬉しそうに撫でた。
「嫌?」
「まさか。嬉しいよ」
微笑んで、彼はまたキスを繰り返す。
そのまま抱き上げられて、夢中になっているうちに寝室へ連れていかれる。かつてふたりで新生活のために揃えた、大きなベッドの上に下ろされた。
両脇についた彼の腕の檻に閉じ込められ、熱を帯びた彼の視線に見つめられると、これ以上ないくらいに胸が高鳴り、呼吸が浅くなってくらくらとめまいがする。
再会してから、彼と肌を重ねるのは二度目だけれど、愛し合っているのだ知った今は、前回とは違った意味で緊張する。
彼の方も福岡での夜を思い出しているようだった。
「今日は優しくする。……この間は、ごめん」
そう言って和葉の髪をひと束持ち上げてキスをした。
申し訳なさそうにする彼に、和葉は首を横に振った。
「謝らないで、あの日は私が無理を言ったから」
そこでふとあの夜に疑問に思ったことを思い出した。
「そういえばあの時、遼一、怒ってたよね……?」
恐る恐る尋ねると、彼は困ったように微笑んだ。否定しないということは和葉の考えは当たっている。
でもだとしたら、ますますよくわからなかった。