【完結】記憶をなくした女騎士、子育てに奔走していたら元彼が追いかけてきたらしい
ボブのサインには特徴があって、一文字ごとに終端が小さくはねるのだ。そのはね方が独特であるため、ボブのサインの真偽を見極めるときには、そこを確認するのが商会の人間にとっては周知の事実となっている。
「そういえば会長が、香辛料と魔石が足りないと言っていましたね」
それはシアも聞いた。だからシアも王都に向かってぽっぽちゃんを飛ばしたのだ。
「荷物を確認してもいいですか?」
フランクが尋ねると、男は後ろめたいことなどないのか「ドうぞドうぞ」と促してきた。
「いつも仕入れている物かを確認します」
今度はフランクがシアにだけ聞こえるような小声で言った。
商品の見極めならばフランクが適任だろう。彼はボブの側で、さまざまな商品を目にしているはずだ。
「う~ん、そうですね。これはいつも商会で仕入れているものと同じですね。シア、ここを見てください」
魔石の一つを手にしたフランクは、両手が塞がっているシアの目の前で魔石を見せた。
「ここのカットの仕方。モンクトンのやり方なんですよ」
「そういえば会長が、香辛料と魔石が足りないと言っていましたね」
それはシアも聞いた。だからシアも王都に向かってぽっぽちゃんを飛ばしたのだ。
「荷物を確認してもいいですか?」
フランクが尋ねると、男は後ろめたいことなどないのか「ドうぞドうぞ」と促してきた。
「いつも仕入れている物かを確認します」
今度はフランクがシアにだけ聞こえるような小声で言った。
商品の見極めならばフランクが適任だろう。彼はボブの側で、さまざまな商品を目にしているはずだ。
「う~ん、そうですね。これはいつも商会で仕入れているものと同じですね。シア、ここを見てください」
魔石の一つを手にしたフランクは、両手が塞がっているシアの目の前で魔石を見せた。
「ここのカットの仕方。モンクトンのやり方なんですよ」