【完結】記憶をなくした女騎士、子育てに奔走していたら元彼が追いかけてきたらしい
先ほど歩いて帰って来た道を、今度は全力で駆け抜ける。
「くるっぽ」
いつの間にか、ぽっぽちゃんもシアについてきていた。
「ぽっぽちゃん! 会長のところに行って。ヘバーリアの人間があそこに入り込んでいる」
「くるっぽ」
返事をしたぽっぽちゃんは、バサバサと羽根を鳴らし、シアの前を飛んでいった。
(香辛料も魔石も、在庫が足りなかったのは、知らないうちに盗まれていたから。盗んだものを使ってギニー国の商人になりすまし、ヘバーリアの人間が晩餐会に潜り込もうよしている)
ヘバーリア国はユグリ国とは陸続きの隣国である。和親条約も結んでおり、敵対しているわけではない。
(どうしてヘバーリア国の人間が? 国というよりは個人で動いている?)
呼ばれもしない晩餐会に図々しく出席するような、そんな非常識な国ではないはずだ。となれば、国ではなく個人、もしくは何かの組織。
(フランクは、屋敷の裏口を教えた。入り込むとしたらそこから……)
「くるっぽ」
いつの間にか、ぽっぽちゃんもシアについてきていた。
「ぽっぽちゃん! 会長のところに行って。ヘバーリアの人間があそこに入り込んでいる」
「くるっぽ」
返事をしたぽっぽちゃんは、バサバサと羽根を鳴らし、シアの前を飛んでいった。
(香辛料も魔石も、在庫が足りなかったのは、知らないうちに盗まれていたから。盗んだものを使ってギニー国の商人になりすまし、ヘバーリアの人間が晩餐会に潜り込もうよしている)
ヘバーリア国はユグリ国とは陸続きの隣国である。和親条約も結んでおり、敵対しているわけではない。
(どうしてヘバーリア国の人間が? 国というよりは個人で動いている?)
呼ばれもしない晩餐会に図々しく出席するような、そんな非常識な国ではないはずだ。となれば、国ではなく個人、もしくは何かの組織。
(フランクは、屋敷の裏口を教えた。入り込むとしたらそこから……)