【完結】記憶をなくした女騎士、子育てに奔走していたら元彼が追いかけてきたらしい
そう言ったシアは、教室の前方にある時計にチラチラと視線を送る。
「あ、ヘリオスのお迎えですか? 大きくなったんでしょうね」
テリーの明るい声に、シアも少し恥ずかしくなる。
「そうなの、ごめんなさい」
「だったら、俺が迎えにいこう。ちょうど会長にも話があったところだ。ここに連れてくればいいのか?」
名乗りをあげたのはジェイラスだった。
「俺が迎えに行けば、その間、二人で相談ができるだろう?」
「え、と……そうですけども。だけど、ジェイラスさんに、そんな……申し訳ないです……」
シアは戸惑いを隠せない。それはやはり、彼の身分が原因だ。
「気にするな。さっきも言ったように、俺は会長に用がある。そのついでに君の息子を迎えに行く。そう思ってくれればいい」
「そうですが……」
ヘリオスがジェイラスと顔を合わせたのは、シアが毒で倒れた翌朝、ジェイラスが様子を見に来たときのことだ。
「あ、ヘリオスのお迎えですか? 大きくなったんでしょうね」
テリーの明るい声に、シアも少し恥ずかしくなる。
「そうなの、ごめんなさい」
「だったら、俺が迎えにいこう。ちょうど会長にも話があったところだ。ここに連れてくればいいのか?」
名乗りをあげたのはジェイラスだった。
「俺が迎えに行けば、その間、二人で相談ができるだろう?」
「え、と……そうですけども。だけど、ジェイラスさんに、そんな……申し訳ないです……」
シアは戸惑いを隠せない。それはやはり、彼の身分が原因だ。
「気にするな。さっきも言ったように、俺は会長に用がある。そのついでに君の息子を迎えに行く。そう思ってくれればいい」
「そうですが……」
ヘリオスがジェイラスと顔を合わせたのは、シアが毒で倒れた翌朝、ジェイラスが様子を見に来たときのことだ。