【完結】記憶をなくした女騎士、子育てに奔走していたら元彼が追いかけてきたらしい
ホーガンが焦りながら男に手をかざしたが、すぐに顔をしかめた。
「う~ん、相手の呪詛に対抗しようと思ったけど、無理かも」
「無理だと?」
「うん。相手の魔力のほうが強いね。僕じゃ無理だ。師匠を呼ばないと」
ジェイラスも悔しそうに舌打ちをした。ホーガンの師匠とは魔法師長だ。もちろん、師長は今、王都にいる。
「今から呼び寄せても三日はかかるな」
「だよね~。ってことで、ごめん。助けられない人間に対して、無駄に魔力を使いたくないからね」
ホーガンが手を下ろした瞬間、男はさらに激しくもがき、息絶えた。地下室に重い沈黙が落ちる。
「で、どうする? これ」
ホーガンが死体を指さして言った。
ジェイラスは冷たい視線を男に向ける。
「この男の死因が呪詛によるものだと疑われるのなら、おまえたちによる監察が必要となるんじゃないのか?」
「そうなんだよね……いくらユグリの人間でなかったとしても、ユグリで死んだら僕たちの管轄じゃん。できれば、きれいにリボンで包んで、ヘバーリアに返したい……」
「う~ん、相手の呪詛に対抗しようと思ったけど、無理かも」
「無理だと?」
「うん。相手の魔力のほうが強いね。僕じゃ無理だ。師匠を呼ばないと」
ジェイラスも悔しそうに舌打ちをした。ホーガンの師匠とは魔法師長だ。もちろん、師長は今、王都にいる。
「今から呼び寄せても三日はかかるな」
「だよね~。ってことで、ごめん。助けられない人間に対して、無駄に魔力を使いたくないからね」
ホーガンが手を下ろした瞬間、男はさらに激しくもがき、息絶えた。地下室に重い沈黙が落ちる。
「で、どうする? これ」
ホーガンが死体を指さして言った。
ジェイラスは冷たい視線を男に向ける。
「この男の死因が呪詛によるものだと疑われるのなら、おまえたちによる監察が必要となるんじゃないのか?」
「そうなんだよね……いくらユグリの人間でなかったとしても、ユグリで死んだら僕たちの管轄じゃん。できれば、きれいにリボンで包んで、ヘバーリアに返したい……」