【完結】記憶をなくした女騎士、子育てに奔走していたら元彼が追いかけてきたらしい
シアを追いかけるボブについてきたのだろう。ボブは屋敷へと戻っていったが、フランクはそこにとどまってシアに声をかけてきたのだ。
「え? でも、すぐそこですし……」
借りているアパートメントはモンクトン商会と養護院の間にあって、その三点を線で結べば三角形になり、歩いて行き来できる距離。
「ええ、ですが今日は人の出が多いでしょう? おいで、ヘリオス。肩に乗せてあげる」
魅力的な言葉を聞いたヘリオスは、フランクに向かって腕を伸ばす。お腹が空いたとぐずっていたのに現金なものだ。
ヘリオスはモンクトン商会に育ててもらっているといっても過言ではない。その従業員のフランクだからこそ、ヘリオスも喜んで彼の肩に乗る。
「たかいね~」
「暴れるなよ、落ちるぞ」
フランクもヘリオスが落ちないようにと、小さな足をしっかりと握っているが、子どもの動きとは予想などできないもの。暴れて頭から落ちることだってじゅうぶんにあり得るのだ。
「え? でも、すぐそこですし……」
借りているアパートメントはモンクトン商会と養護院の間にあって、その三点を線で結べば三角形になり、歩いて行き来できる距離。
「ええ、ですが今日は人の出が多いでしょう? おいで、ヘリオス。肩に乗せてあげる」
魅力的な言葉を聞いたヘリオスは、フランクに向かって腕を伸ばす。お腹が空いたとぐずっていたのに現金なものだ。
ヘリオスはモンクトン商会に育ててもらっているといっても過言ではない。その従業員のフランクだからこそ、ヘリオスも喜んで彼の肩に乗る。
「たかいね~」
「暴れるなよ、落ちるぞ」
フランクもヘリオスが落ちないようにと、小さな足をしっかりと握っているが、子どもの動きとは予想などできないもの。暴れて頭から落ちることだってじゅうぶんにあり得るのだ。