【完結】記憶をなくした女騎士、子育てに奔走していたら元彼が追いかけてきたらしい
また、子どもたちの年齢は、生まれたばかりの赤ん坊から成人を迎えようとする者まで幅広い。成人したら養護院を出ていかなければならないが、彼らの仕事先はモンクトン商会が斡旋している。
そんなさまざまな子どもたちに、シアが一人で授業をしている。外部からの生徒が増えたら教師を増やそうという話もあるが、今の人数ならシア一人でなんとか対応できている。ただ、授業時間は年齢別に分けている。
例えば、昼前は十歳以下の子の授業。昼を過ぎてからそれ以上の子に教え、座学が終われば剣術。剣術はすべての年齢を同時に教え、たまにヘリオスもやってくる。
そんななか、ランドルフ王太子は特に剣術の授業に興味があるらしい。
だが、シアが教える内容など、騎士を従える王太子から見ればお遊びのようなものだろう。
だからこそ気が重いのだ。
「おはようございます、今日もよろしくお願いします」
馬車から降りたシアは、出迎えてくれた修道院の院長に頭を下げた。院長はこのサバド修道院に長く従事しており、養護院の院長も兼務する年配の女性だ。
そんなさまざまな子どもたちに、シアが一人で授業をしている。外部からの生徒が増えたら教師を増やそうという話もあるが、今の人数ならシア一人でなんとか対応できている。ただ、授業時間は年齢別に分けている。
例えば、昼前は十歳以下の子の授業。昼を過ぎてからそれ以上の子に教え、座学が終われば剣術。剣術はすべての年齢を同時に教え、たまにヘリオスもやってくる。
そんななか、ランドルフ王太子は特に剣術の授業に興味があるらしい。
だが、シアが教える内容など、騎士を従える王太子から見ればお遊びのようなものだろう。
だからこそ気が重いのだ。
「おはようございます、今日もよろしくお願いします」
馬車から降りたシアは、出迎えてくれた修道院の院長に頭を下げた。院長はこのサバド修道院に長く従事しており、養護院の院長も兼務する年配の女性だ。