【受賞&書籍化】国外追放された箱詰め聖女が隣国で子育てしながら満腹&幸せになるまで
父は完全にクリストフをいないものとして扱っている。
ただならぬ様子に執事たちは一斉に動き出した。
ただ一つわかるのは、自分がやってはいけないことをしたという事実。
聖女が魔法樹にとって必要なことはわかっているが、ローズマリーがいなくてもミシュリーヌがいるではないか。
「俺は悪くありません! ローズマリーは俺を裏切ったんだ」
「うるさいっ! お前は偽物の聖女に踊らされただけだ」
「…………偽物?」
父が言っている偽物とはミシュリーヌのことなのだろうか。
(どういうことだ……偽物だと? 十年も聖女としていたのに今更偽物などありえないだろう?)
クリストフが戸惑っていると、こちらを鋭く睨みつけた父の口から信じられない事実が明かされる。
なんとミシュリーヌは偽物の聖女で、本当は毒魔法を使うという。
ルレシティ公爵は教皇たちに大金を払い、聖女という称号を買ったに過ぎないということもだ。
ルレシティ公爵とミシュリーヌはそれほどまでに王妃の座が欲しかったのだろう。
そこまでする彼らが恐ろしいと感じた。
(なんて穢らわしい……まるで毒のような女だ。魔法属性と同じじゃないか。本当に俺を愛していたローズマリーを追放してしまうなんて……!)
全身から血の気が引いていく。
この真実を知るのは父や教皇、大聖堂を管理する大司教くらいだと聞いて驚いていた。
ただならぬ様子に執事たちは一斉に動き出した。
ただ一つわかるのは、自分がやってはいけないことをしたという事実。
聖女が魔法樹にとって必要なことはわかっているが、ローズマリーがいなくてもミシュリーヌがいるではないか。
「俺は悪くありません! ローズマリーは俺を裏切ったんだ」
「うるさいっ! お前は偽物の聖女に踊らされただけだ」
「…………偽物?」
父が言っている偽物とはミシュリーヌのことなのだろうか。
(どういうことだ……偽物だと? 十年も聖女としていたのに今更偽物などありえないだろう?)
クリストフが戸惑っていると、こちらを鋭く睨みつけた父の口から信じられない事実が明かされる。
なんとミシュリーヌは偽物の聖女で、本当は毒魔法を使うという。
ルレシティ公爵は教皇たちに大金を払い、聖女という称号を買ったに過ぎないということもだ。
ルレシティ公爵とミシュリーヌはそれほどまでに王妃の座が欲しかったのだろう。
そこまでする彼らが恐ろしいと感じた。
(なんて穢らわしい……まるで毒のような女だ。魔法属性と同じじゃないか。本当に俺を愛していたローズマリーを追放してしまうなんて……!)
全身から血の気が引いていく。
この真実を知るのは父や教皇、大聖堂を管理する大司教くらいだと聞いて驚いていた。