【受賞&書籍化】国外追放された箱詰め聖女が隣国で子育てしながら満腹&幸せになるまで
ローズマリーを追い出して、クリストフの婚約者になりハッピーエンドとはいかなかったようだ。
それよりもすべてはミシュリーヌのせいだと言わんばかりのクリストフに驚いてしまう。
彼は平然とクリストフはミシュリーヌを切り捨てた。
(わたしを追放すると言ったのはクリストフ殿下です。それなのに……っ)
まるで了承するまで離さないと言いたげなクリストフ。
だが、ローズマリーは嘘でも彼のことを好きだなんて言いたくはなかった。
これは賢くないやり方だとわかっていたが、ローズマリーは叫ぶように言った。
「絶対に嫌、です……! 二度と……顔も見たくありませんっ」
ローズマリーの服を掴む力が強まったような気がした。
「…………そうか。ローズマリーはカールナルド王国でおかしくなってしまったんだ。そうに違いない。俺を愛していることを思い出させてやらないとな」
「離して……くだ、さい!」
クリストフがブツブツと何かを呟きながら、まるでローズマリーを囲むように水の壁が現れる。
水は草木の間を貫通してしまう。
アイビーとオパールに何かあってはいけないと、ローズマリーは隙をついてクリストフを蹴り飛ばす。
尻もちをついたが、すぐに立ち上がって二人から離れるようにローズマリーは中庭の端へと離れていく。
それよりもすべてはミシュリーヌのせいだと言わんばかりのクリストフに驚いてしまう。
彼は平然とクリストフはミシュリーヌを切り捨てた。
(わたしを追放すると言ったのはクリストフ殿下です。それなのに……っ)
まるで了承するまで離さないと言いたげなクリストフ。
だが、ローズマリーは嘘でも彼のことを好きだなんて言いたくはなかった。
これは賢くないやり方だとわかっていたが、ローズマリーは叫ぶように言った。
「絶対に嫌、です……! 二度と……顔も見たくありませんっ」
ローズマリーの服を掴む力が強まったような気がした。
「…………そうか。ローズマリーはカールナルド王国でおかしくなってしまったんだ。そうに違いない。俺を愛していることを思い出させてやらないとな」
「離して……くだ、さい!」
クリストフがブツブツと何かを呟きながら、まるでローズマリーを囲むように水の壁が現れる。
水は草木の間を貫通してしまう。
アイビーとオパールに何かあってはいけないと、ローズマリーは隙をついてクリストフを蹴り飛ばす。
尻もちをついたが、すぐに立ち上がって二人から離れるようにローズマリーは中庭の端へと離れていく。