【受賞&書籍化】国外追放された箱詰め聖女が隣国で子育てしながら満腹&幸せになるまで
「二人とも助けてくれてありがとうございます」
『ローズマリー、大好きよ』
『今度はボクがローズマリーを助けるからね!』
リオネルはお茶を運んできた侍女たちに、カールナルド国王や騎士たちを呼ぶように指示を出す。
侍女たちは状況を見て、慌てて元来た道を戻っていく。
彼はアイビーとオパールに頼んで、手首の部分だけ草花をどかしてもらうように頼む。
そこに魔法を使えなくするという腕輪をはめた。
これは本来罪人が嵌めるもので、これでクリストフは魔法を一切、使えなくなってしまうのだという。
騎士たちが到着するとリオネルは魔法を使い、クリストフを草や蔓で囲まれたまま簡単に浮かせると騎士たちに彼の体を渡す。
何かを言いたげに聞こえるくぐもった声がまた聞こえた。
同時にうごうごと芋虫のように体を動かしている。
「汚い声をローズマリーに聞かせたくないんだ。視界から消えるまでそのまま運んでくれるかな?」
リオネルはにっこりと笑いつつも怒りを滲ませた低い声でそう言った。
クリストフはリオネルの指示通りに地下牢へ運ばれていく。
ローズマリーはクリストフがいなくなり、ホッと息を吐き出した。
『ローズマリー、大好きよ』
『今度はボクがローズマリーを助けるからね!』
リオネルはお茶を運んできた侍女たちに、カールナルド国王や騎士たちを呼ぶように指示を出す。
侍女たちは状況を見て、慌てて元来た道を戻っていく。
彼はアイビーとオパールに頼んで、手首の部分だけ草花をどかしてもらうように頼む。
そこに魔法を使えなくするという腕輪をはめた。
これは本来罪人が嵌めるもので、これでクリストフは魔法を一切、使えなくなってしまうのだという。
騎士たちが到着するとリオネルは魔法を使い、クリストフを草や蔓で囲まれたまま簡単に浮かせると騎士たちに彼の体を渡す。
何かを言いたげに聞こえるくぐもった声がまた聞こえた。
同時にうごうごと芋虫のように体を動かしている。
「汚い声をローズマリーに聞かせたくないんだ。視界から消えるまでそのまま運んでくれるかな?」
リオネルはにっこりと笑いつつも怒りを滲ませた低い声でそう言った。
クリストフはリオネルの指示通りに地下牢へ運ばれていく。
ローズマリーはクリストフがいなくなり、ホッと息を吐き出した。