【受賞&書籍化】国外追放された箱詰め聖女が隣国で子育てしながら満腹&幸せになるまで
「バルガルド国王に魔法で連絡を送れ。今回の件の責任を追及する。それからバルガルド王国の人間をカールナルド王国に入れるな。今すぐに城周りの警備を強化してくれ……荷馬車や水路の隅まで誰も逃すな」
「はっ……!」
「父上と騎士団長に報告をしてくれ」
リオネルの声に騎士や侍女、侍従たちが頭を深々と下げて素早く動いていく。
ローズマリーはボーッとしながらリオネルを眺めていた。
「ローズマリー、二度とこのようなことがないように気をつける。許してくれ」
「……え?」
ハッとしたローズマリーがリオネルを見ると、彼は真剣な表情をしながらこちらを見つめている。
「ローズマリーに不快な思いをさせてしまったこと申し訳なく思うよ」
「リオネル殿下のせいではありません。わたしは大丈夫ですから」
「僕がそばにいながらこんなことが起こってしまうなんて……」
リオネルは悔しそうに拳を握る。
魔法を悪事に使ったクリストフにはカールナルド王国のルールによって厳重な罰が課せられるそうだ。
クリストフはもう地下から二度と表に出てくることはない。
ローズマリーはこれ以上、聞くことはなかったが恐らくクリストフとは二度と会うことはないのだろう。
アイビーやオパールはクリストフに向けてベーっと舌を出している。
『『アイツ、大っ嫌い……!』』
「はっ……!」
「父上と騎士団長に報告をしてくれ」
リオネルの声に騎士や侍女、侍従たちが頭を深々と下げて素早く動いていく。
ローズマリーはボーッとしながらリオネルを眺めていた。
「ローズマリー、二度とこのようなことがないように気をつける。許してくれ」
「……え?」
ハッとしたローズマリーがリオネルを見ると、彼は真剣な表情をしながらこちらを見つめている。
「ローズマリーに不快な思いをさせてしまったこと申し訳なく思うよ」
「リオネル殿下のせいではありません。わたしは大丈夫ですから」
「僕がそばにいながらこんなことが起こってしまうなんて……」
リオネルは悔しそうに拳を握る。
魔法を悪事に使ったクリストフにはカールナルド王国のルールによって厳重な罰が課せられるそうだ。
クリストフはもう地下から二度と表に出てくることはない。
ローズマリーはこれ以上、聞くことはなかったが恐らくクリストフとは二度と会うことはないのだろう。
アイビーやオパールはクリストフに向けてベーっと舌を出している。
『『アイツ、大っ嫌い……!』』