【受賞&書籍化】国外追放された箱詰め聖女が隣国で子育てしながら満腹&幸せになるまで
「リオネル殿下と一緒にいるとホッとします。これが幸せということなのでしょうか」
「そう思ってもらえるのは嬉しいよ。だけど僕とローズマリーの気持ちは少し違うかもしれないね」
「……そうなのですね」
まだまだリオネルの気持ちを理解するには遠いようだ。
ローズマリーはしょんぼりとしつつ、二つ目のサンドイッチを頬張っているとリオネルの腕がこちらに伸びる。
「ローズマリー、口元にソースがついているよ?」
「……ッ!?」
「うん、美味しいね」
なんとリオネルの指がそっとローズマリーの口端をなぞり、ソースを口に含んだのだ。
驚きすぎて固まっていたローズマリーは考えることをやめた。
(なんだか……なんだか胸がドキドキします!)
彼は動きを止めて、じっとリオネルの方を見るローズマリーの行動を不思議に思ったのか、リオネルの分のサンドイッチをこちらに差し出す。
「よかったら僕の分も食べてくれ」
「い、いいのですかっ!?」
「ああ、もちろんだよ」
ローズマリーは目を輝かせながらサンドイッチを受け取った。
けれどローズマリーがこのサンドイッチを食べてしまえば、リオネルが食べるものがなくなってしまうではないか。
(それではリオネル殿下がお腹を空かせてしまいます。それだけは絶対にダメです)
「そう思ってもらえるのは嬉しいよ。だけど僕とローズマリーの気持ちは少し違うかもしれないね」
「……そうなのですね」
まだまだリオネルの気持ちを理解するには遠いようだ。
ローズマリーはしょんぼりとしつつ、二つ目のサンドイッチを頬張っているとリオネルの腕がこちらに伸びる。
「ローズマリー、口元にソースがついているよ?」
「……ッ!?」
「うん、美味しいね」
なんとリオネルの指がそっとローズマリーの口端をなぞり、ソースを口に含んだのだ。
驚きすぎて固まっていたローズマリーは考えることをやめた。
(なんだか……なんだか胸がドキドキします!)
彼は動きを止めて、じっとリオネルの方を見るローズマリーの行動を不思議に思ったのか、リオネルの分のサンドイッチをこちらに差し出す。
「よかったら僕の分も食べてくれ」
「い、いいのですかっ!?」
「ああ、もちろんだよ」
ローズマリーは目を輝かせながらサンドイッチを受け取った。
けれどローズマリーがこのサンドイッチを食べてしまえば、リオネルが食べるものがなくなってしまうではないか。
(それではリオネル殿下がお腹を空かせてしまいます。それだけは絶対にダメです)