【受賞&書籍化】国外追放された箱詰め聖女が隣国で子育てしながら満腹&幸せになるまで
──どのくらいそうして生活していただろうか。
少なくとも一週間くらいは箱の中のままだったような気がした。
わずかな食べ物と水分で食い繋ぎ、もはや肉体的にも精神的にも限界
ローズマリーが草や花をもしゃもしゃと食べていたが、口端からぽとりと落ちる。
ローズマリーもどんどんと気持ちが追い詰められていき、次第にこんな目に遭わせたクリストフや嘘をついたミシュリーヌに対する怒りが込み上げてくる。
狭い箱の中、抜け出せない絶望と終わりが見えない生活。
狭い空間のストレスがローズマリーを支配する。
(ああ……つらいです。もう限界です)
この時、箱の蓋が開いていることにまったく気づかなかった。
ミシュリーヌやクリストフ、魔法樹のクロムを枯らしたバルガルド王国の怒りが、この瞬間に大爆発である。
ローズマリーは極限の状態で血走った目で立ち上がり……思いきり叫んだ。
「──このクソ野郎どもっ! ぶっ潰してやるからな」
それと同時に立ち上がった。
どうして立ち上がれたのか理解できないまま眩しさと明るさに違和感を覚える。
ここは箱の中のはずなのに、何故かローズマリーの周りを人が取り囲んでいるではないか。
(あれ……? わたしは箱の中にいたのではないでしょうか)
少なくとも一週間くらいは箱の中のままだったような気がした。
わずかな食べ物と水分で食い繋ぎ、もはや肉体的にも精神的にも限界
ローズマリーが草や花をもしゃもしゃと食べていたが、口端からぽとりと落ちる。
ローズマリーもどんどんと気持ちが追い詰められていき、次第にこんな目に遭わせたクリストフや嘘をついたミシュリーヌに対する怒りが込み上げてくる。
狭い箱の中、抜け出せない絶望と終わりが見えない生活。
狭い空間のストレスがローズマリーを支配する。
(ああ……つらいです。もう限界です)
この時、箱の蓋が開いていることにまったく気づかなかった。
ミシュリーヌやクリストフ、魔法樹のクロムを枯らしたバルガルド王国の怒りが、この瞬間に大爆発である。
ローズマリーは極限の状態で血走った目で立ち上がり……思いきり叫んだ。
「──このクソ野郎どもっ! ぶっ潰してやるからな」
それと同時に立ち上がった。
どうして立ち上がれたのか理解できないまま眩しさと明るさに違和感を覚える。
ここは箱の中のはずなのに、何故かローズマリーの周りを人が取り囲んでいるではないか。
(あれ……? わたしは箱の中にいたのではないでしょうか)