【受賞&書籍化】国外追放された箱詰め聖女が隣国で子育てしながら満腹&幸せになるまで
そのため公務に同席するのはミシュリーヌだったらしいが、まったく興味がないローズマリーにとってはどうでもよかったことを思い出す。
教会の人たちに言われるがまま魔法樹のそばに十年寄り添い聖女としての役目を果たしていただけ。
箱詰めされてバルガルド王国から追放された今、もう隠す必要もないだろう。
リオネルは真剣にローズマリーの話を聞いてくれた。
「わたしは魔法樹を守りたかっただけなのに……どうしてこんなことになってしまったのでしょう」
「……どうしてあんなことに?」
「箱詰めされた経緯でしょうか。それは……」
ローズマリーは自分の状況を整理するためにリオネルに箱詰めされて国から追放された経緯を話そうとすると、彼が手のひらを前に出す。
「ローズマリー、少し待ってくれ」
「はい、わかりました」
「君、父上を呼んできてくれないか?」
リオネルが父上と呼ぶ人物は間違いなくカールナルド国王のことをさしている。
空腹すぎたとはいえ、隣国の国王に暴言を吐いたのだ。
(も、もしかしたら今度こそ牢屋行きかもしれません……!)
ローズマリーがカタカタとと震えていると、気持ちを読み取ってくれのかリオネルが安心させるように声を上げる。
教会の人たちに言われるがまま魔法樹のそばに十年寄り添い聖女としての役目を果たしていただけ。
箱詰めされてバルガルド王国から追放された今、もう隠す必要もないだろう。
リオネルは真剣にローズマリーの話を聞いてくれた。
「わたしは魔法樹を守りたかっただけなのに……どうしてこんなことになってしまったのでしょう」
「……どうしてあんなことに?」
「箱詰めされた経緯でしょうか。それは……」
ローズマリーは自分の状況を整理するためにリオネルに箱詰めされて国から追放された経緯を話そうとすると、彼が手のひらを前に出す。
「ローズマリー、少し待ってくれ」
「はい、わかりました」
「君、父上を呼んできてくれないか?」
リオネルが父上と呼ぶ人物は間違いなくカールナルド国王のことをさしている。
空腹すぎたとはいえ、隣国の国王に暴言を吐いたのだ。
(も、もしかしたら今度こそ牢屋行きかもしれません……!)
ローズマリーがカタカタとと震えていると、気持ちを読み取ってくれのかリオネルが安心させるように声を上げる。