神託で選ばれたのは私!? 皇太子の溺愛が止まらない
君といると、どんな絶望の中でも、希望に変わる気がする。」

そして私は、レオの上にまたがった。

月明かりがテントの布越しに差し込み、私たちを淡く照らす。

「今夜は……レオナルトを、私が抱くわ。」

彼の瞳が熱を帯びて見つめ返す。

「……望むところだ。君になら、すべてを委ねたい。」

彼の手が、私の腰に添えられた瞬間、私はそっと身を沈めた。

「ん……っ」

ひとつになる感覚。

それは、痛みよりも深い悦び。心の奥まで繋がるような――魂の交わりだった。

私は、彼の中で静かに動き始める。

「エミリア……君が、可愛すぎて……」

レオの吐息が甘く漏れる。

私の動きに合わせて、彼の手が腰を支え、導いてくれる。

「レオ……気持ちいい?」

私は、震える声で囁いた。

レオは息を呑み、目を細めた。

「ああ……君の中が、熱くて……柔らかくて……たまらない……」
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