魔力を喪った賢者の娘は、とある帝国公爵の呪いを解いてあげたのです……が? ~傾く領地を立て直したら、彼が私に傾いてきた~
「シルウィーがヴェロニカに誘き寄せられたらしい。今から、俺は王都にあいつを助けに行く。お前はこのクズ野郎を監視して、牢屋にでもぶちこんどけ」
「んだと!? オレも行く! シルウィー様の危機なんだろ!?」
「いや……おそらくは――」
「……特別な魔道具。向こうに渡せるのは、ひとりだけ……」
座り込んだディオニヒトが俺の予想を補足し、ラルフが渋い顔をする。
「あーそうかよ。くっそぉ、さすがにここからじゃ王都まで馬を飛ばしたって三、四日はかからぁな。わーったよ、そいつの身柄は責任もって俺たちがふん縛っとく」
渋々だがラルフが承知したところで、続々と味方が駆けつけてきた。
「終わったんですか!?」
「スレイバート、また無茶な真似をしおって! 天変地異のような有様に冷や冷やしたぞ!」
次はルシドとクリムが現れて馬上から飛び降り、俺の無事を喜んでくれた。
「んだと!? オレも行く! シルウィー様の危機なんだろ!?」
「いや……おそらくは――」
「……特別な魔道具。向こうに渡せるのは、ひとりだけ……」
座り込んだディオニヒトが俺の予想を補足し、ラルフが渋い顔をする。
「あーそうかよ。くっそぉ、さすがにここからじゃ王都まで馬を飛ばしたって三、四日はかからぁな。わーったよ、そいつの身柄は責任もって俺たちがふん縛っとく」
渋々だがラルフが承知したところで、続々と味方が駆けつけてきた。
「終わったんですか!?」
「スレイバート、また無茶な真似をしおって! 天変地異のような有様に冷や冷やしたぞ!」
次はルシドとクリムが現れて馬上から飛び降り、俺の無事を喜んでくれた。