魔力を喪った賢者の娘は、とある帝国公爵の呪いを解いてあげたのです……が? ~傾く領地を立て直したら、彼が私に傾いてきた~
そうして……すくすくと元気に育ったルシドはアルフリード様に強く憧れ、ボースウィン領の騎士団への入団を目指した。
幸いにしてそれは叶い、入団後も厳しい訓練に諦めそうになったこともあったが、そんな彼をスレイバート様がずっと目をかけてくれ、戦い方や作法など様々なことを教わりおかげで一人前の騎士としてどうにか認められるようになったという。
「父は僕を育てるために商売の道を進みましたけど、僕はどうしても直接おふたりを側で支えたかった。あの方たちのおかげで今の僕がある――そのことを、一生分尽くしても足りないくらい、感謝しているんですよ」
だからこの先もずっと彼らと、この領地を守っていきたいんだ――そんな純粋な覚悟を、彼は瞳を輝かせて語ってくれた。
「大事な話を聞かせてくれてありがとう。あなたがスレイバート様たちを慕うわけが分かったわ」
ボースウィン領に来て日が浅い私だけれど、これだけは胸を張って言える。やっぱり、ボースウィン家の皆さんは尊敬するべき立派な人たちだ。
生まれが違えど、苦しんでいる人がいれば手を差し伸べることを惜しまない。そんな人たち。だからこそ、こんな状況でも多くの人たちが彼らの復活を望んで耐え忍んでいるのだと思う。
私も一日も早く、自分の能力を使いこなせるようになって、受け入れてくれた感謝を彼らに返したい。そのためにも大切なのは、たくさんの人と協力して、ひとつひとつ地道に問題を解決していくことだ。
幸いにしてそれは叶い、入団後も厳しい訓練に諦めそうになったこともあったが、そんな彼をスレイバート様がずっと目をかけてくれ、戦い方や作法など様々なことを教わりおかげで一人前の騎士としてどうにか認められるようになったという。
「父は僕を育てるために商売の道を進みましたけど、僕はどうしても直接おふたりを側で支えたかった。あの方たちのおかげで今の僕がある――そのことを、一生分尽くしても足りないくらい、感謝しているんですよ」
だからこの先もずっと彼らと、この領地を守っていきたいんだ――そんな純粋な覚悟を、彼は瞳を輝かせて語ってくれた。
「大事な話を聞かせてくれてありがとう。あなたがスレイバート様たちを慕うわけが分かったわ」
ボースウィン領に来て日が浅い私だけれど、これだけは胸を張って言える。やっぱり、ボースウィン家の皆さんは尊敬するべき立派な人たちだ。
生まれが違えど、苦しんでいる人がいれば手を差し伸べることを惜しまない。そんな人たち。だからこそ、こんな状況でも多くの人たちが彼らの復活を望んで耐え忍んでいるのだと思う。
私も一日も早く、自分の能力を使いこなせるようになって、受け入れてくれた感謝を彼らに返したい。そのためにも大切なのは、たくさんの人と協力して、ひとつひとつ地道に問題を解決していくことだ。