魔力を喪った賢者の娘は、とある帝国公爵の呪いを解いてあげたのです……が? ~傾く領地を立て直したら、彼が私に傾いてきた~
でも思うに、これは私の今後を占う問題でもあるのだ。この先、ずっと受けた心の痛みに対して、償わせたいという気持ちを抱え続けてゆく、それでいいのか。一度あの家を離れて正常になった自分の頭で、もう一度しっかり判断したいと思った。あの人が――父親という存在が私にとって本当に不要なのか、どうなのか。
「だからね……いつか一度王都に戻ったら、お父様と対決しようかなって思ってるの。その内お母さまのことについても調べて回りたいし。そんな感じかな」
私がそんな内容のことを伝えると、テレサは感極まった顔で、テーブルの向かいから手を伸ばし、ぎゅっと私の手を握ってきた。
「その時になったら、絶対に私もお姉様を応援させてください! なにもできませんけど、近くで見守っているくらいなら可能ですから! あまりにその、お父様が嫌な方だったら飛び出していってしまうかもしれませんけど……!」
「……ありがとう、心強いわ」
真剣にそう言ってくれるテレサに感謝すると、私はカップに残っていたお茶を飲み干して笑いかけた。
「このカフェのお茶も美味しいけど……私やっぱり、テレサが淹れてくれたお茶が一番好きだな。またご馳走してね」
「…………はいっ!」
「だからね……いつか一度王都に戻ったら、お父様と対決しようかなって思ってるの。その内お母さまのことについても調べて回りたいし。そんな感じかな」
私がそんな内容のことを伝えると、テレサは感極まった顔で、テーブルの向かいから手を伸ばし、ぎゅっと私の手を握ってきた。
「その時になったら、絶対に私もお姉様を応援させてください! なにもできませんけど、近くで見守っているくらいなら可能ですから! あまりにその、お父様が嫌な方だったら飛び出していってしまうかもしれませんけど……!」
「……ありがとう、心強いわ」
真剣にそう言ってくれるテレサに感謝すると、私はカップに残っていたお茶を飲み干して笑いかけた。
「このカフェのお茶も美味しいけど……私やっぱり、テレサが淹れてくれたお茶が一番好きだな。またご馳走してね」
「…………はいっ!」