魔力を喪った賢者の娘は、とある帝国公爵の呪いを解いてあげたのです……が? ~傾く領地を立て直したら、彼が私に傾いてきた~
見た目にも華やかで模様の種類も多く、私たちがテレサのイメージに合わせて選んだのは、白と黄色の糸をメインにピンクの花弁を散りばめた可愛らしいものだ。彼女は刺繍も好きだと聞いたし、新たなインスピレーションのタネにもなるかもしれない。
「いいプレゼントができました」「あいつ、こういうのに目がないしな」
――彼方の国では、無垢な少女たちがこれを空に向かって放り投げ、元気に笑い合っているのだろうか。そんな光景が浮かび、テレサもきっと喜んでくれると確信ができたところで、ほくほく顔の私達は憂いなくデートの続きへ。
そこからもスレイバート様に手を引かれ、どんどん知らない世界が目の前に開かれてゆく。
――幻影魔法で派手な演出を繰り出し人々を虜にするサーカス。
「わっ……いきなり暗くなったと思ったら、色んな色の流れ星が! 綺麗……!」
「へー……いい雰囲気じゃねーか」
――結界魔法で保存された歴史に名を残す建築家の家。
「あまり建物についてはよく知りませんけど……ちょっと特殊ですよね、このお屋敷。ひとりだったら絶対に迷ってます」
「いいプレゼントができました」「あいつ、こういうのに目がないしな」
――彼方の国では、無垢な少女たちがこれを空に向かって放り投げ、元気に笑い合っているのだろうか。そんな光景が浮かび、テレサもきっと喜んでくれると確信ができたところで、ほくほく顔の私達は憂いなくデートの続きへ。
そこからもスレイバート様に手を引かれ、どんどん知らない世界が目の前に開かれてゆく。
――幻影魔法で派手な演出を繰り出し人々を虜にするサーカス。
「わっ……いきなり暗くなったと思ったら、色んな色の流れ星が! 綺麗……!」
「へー……いい雰囲気じゃねーか」
――結界魔法で保存された歴史に名を残す建築家の家。
「あまり建物についてはよく知りませんけど……ちょっと特殊ですよね、このお屋敷。ひとりだったら絶対に迷ってます」