魔力を喪った賢者の娘は、とある帝国公爵の呪いを解いてあげたのです……が? ~傾く領地を立て直したら、彼が私に傾いてきた~
「本当ですか!」
すると彼は年下の人間からの叱責にもめげず、たちまち元気を取り戻すと、スレイバート様の手を両手でガッと握り感謝した。
「ありがとうありがとう! いや~、新たな協力者も生まれ、これで我が領地の未来は安泰だ! これにて一件落着、今後が楽しみですなっ!」
スレイバート様はその腕をばっと振り払うと、不機嫌そうに言う。
「まだなんも終わってねえだろ! こんだけこっちも迷惑被ったんだ。あんたにはもうひと働きしてもらうぜ、ヴェロニカのことを追い詰めるためにな」
スレイバート様の言う通り、未だヴェロニカ率いる精霊教会が、この帝国で重要な地位を占めていることを忘れてはならない。彼女を糾弾する協力者としては、四大公爵の一角であるゲルシュトナー公は打ってつけだ。
「もちろん、私も協力を惜しみませんとも! 我が領民達を陥れたあの悪女たちに鉄槌を下してやりましょう! さすれば帝国の平和は目前だ、素晴らしい! ハァッハッハ」
すると彼は年下の人間からの叱責にもめげず、たちまち元気を取り戻すと、スレイバート様の手を両手でガッと握り感謝した。
「ありがとうありがとう! いや~、新たな協力者も生まれ、これで我が領地の未来は安泰だ! これにて一件落着、今後が楽しみですなっ!」
スレイバート様はその腕をばっと振り払うと、不機嫌そうに言う。
「まだなんも終わってねえだろ! こんだけこっちも迷惑被ったんだ。あんたにはもうひと働きしてもらうぜ、ヴェロニカのことを追い詰めるためにな」
スレイバート様の言う通り、未だヴェロニカ率いる精霊教会が、この帝国で重要な地位を占めていることを忘れてはならない。彼女を糾弾する協力者としては、四大公爵の一角であるゲルシュトナー公は打ってつけだ。
「もちろん、私も協力を惜しみませんとも! 我が領民達を陥れたあの悪女たちに鉄槌を下してやりましょう! さすれば帝国の平和は目前だ、素晴らしい! ハァッハッハ」