大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?2
左右対称に広がる屋敷の真正面がエントランスのようだ。建物に一歩足を踏み入れると、セシリアからは感嘆の声が漏れる。
「うわぁ。高いですね」
エントランスは三階分の吹き抜けになっていた。天井までがとにかく高く、セシリアはつい見上げてしまった。
「まずは、君たちの部屋に案内しよう。それから、サロンでお茶などいかがかな? それとも、少し休みたい?」
「私は寝るよ」
モリスの言葉でコンスタッドは薄く笑う。それは、最初からモリスを期待していないと言うかのように。
「セシリアはどうする? わたくしは、今後のことも含めてシング公爵と話をしたいから……」
そこで、ちらちらとコンスタッドに視線を向けるエレノアを見たら、ここは二人きりにすべきだろうと、セシリアの心の奥が訴える。と、同時に二人きりにさせては危険だとも。まるで天使と悪魔のささやきのような、正反対の考えに頭を悩ませる。
「セシリアは、お部屋で休んでます。ちょっと疲れました」
セシリアの中で、二人きりにすべきだという意見が勝った。
「そうかい? では後で、お菓子でも運ばせよう。まずはゆっくり休みなさい」
「うわぁ。高いですね」
エントランスは三階分の吹き抜けになっていた。天井までがとにかく高く、セシリアはつい見上げてしまった。
「まずは、君たちの部屋に案内しよう。それから、サロンでお茶などいかがかな? それとも、少し休みたい?」
「私は寝るよ」
モリスの言葉でコンスタッドは薄く笑う。それは、最初からモリスを期待していないと言うかのように。
「セシリアはどうする? わたくしは、今後のことも含めてシング公爵と話をしたいから……」
そこで、ちらちらとコンスタッドに視線を向けるエレノアを見たら、ここは二人きりにすべきだろうと、セシリアの心の奥が訴える。と、同時に二人きりにさせては危険だとも。まるで天使と悪魔のささやきのような、正反対の考えに頭を悩ませる。
「セシリアは、お部屋で休んでます。ちょっと疲れました」
セシリアの中で、二人きりにすべきだという意見が勝った。
「そうかい? では後で、お菓子でも運ばせよう。まずはゆっくり休みなさい」