大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?2
コンスタッドは、エレノアとセシリアにそれぞれ一つずつ部屋を用意してくれた。もちろんモリスにも。セシリアとしては、エレノアと同じ部屋で問題ないのにと思いつつも、その言葉はぐっと飲み込んだ。
セシリアに与えられた部屋は、明るい雰囲気のかわいらしい客室だった。小ぶりの花柄の壁紙、明るい葡萄色の絨毯。エレノアの部屋はどんな感じなのか気になるところだ。
「セシリア様。私が身の回りの世話を担当させていただきます、ハンナと申します」
「よろしくね、ハンナ」
アニーと同い年くらいだろう。セシリアがロックウェル王国にいる間、アニーには休暇を与えた。今頃、実家に帰っているはず。
「セシリア様は、お休みになられるとうかがいましたが……ベッドをお使いになりますか? それとも……」
「こちらのソファで十分です。一時間後に来てもらってもいいですか?」
あまり長い時間眠ってしまうと、夜に眠れなくなってしまう。ふかふかのソファに身体を沈めたら、一気に疲れが襲ってきた。
「では、失礼します……」
意識が途切れる前に、ハンナが部屋を出ていった。
エレノアのこと。コンスタッドのこと。そして、砂糖菓子のことなどを考えていたせいか、夢にまで出てきたような気がする。
「……リア、セシリア。おい、セシリア。約束の一時間だぞ」
名を呼ばれ、セシリアはぱっと目を開けた。
セシリアに与えられた部屋は、明るい雰囲気のかわいらしい客室だった。小ぶりの花柄の壁紙、明るい葡萄色の絨毯。エレノアの部屋はどんな感じなのか気になるところだ。
「セシリア様。私が身の回りの世話を担当させていただきます、ハンナと申します」
「よろしくね、ハンナ」
アニーと同い年くらいだろう。セシリアがロックウェル王国にいる間、アニーには休暇を与えた。今頃、実家に帰っているはず。
「セシリア様は、お休みになられるとうかがいましたが……ベッドをお使いになりますか? それとも……」
「こちらのソファで十分です。一時間後に来てもらってもいいですか?」
あまり長い時間眠ってしまうと、夜に眠れなくなってしまう。ふかふかのソファに身体を沈めたら、一気に疲れが襲ってきた。
「では、失礼します……」
意識が途切れる前に、ハンナが部屋を出ていった。
エレノアのこと。コンスタッドのこと。そして、砂糖菓子のことなどを考えていたせいか、夢にまで出てきたような気がする。
「……リア、セシリア。おい、セシリア。約束の一時間だぞ」
名を呼ばれ、セシリアはぱっと目を開けた。