大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?2
「……そうですね。お姉さまが幸せなら、それでいいです」
「なるほどな。おまえ、前に会ったときより、大人になったな」
シオンがわしゃわしゃとセシリアの頭を撫でた。
「やめてください。髪の毛、ぼさぼさになっちゃいます」
「やっぱりさ、おまえ。十年後にはおれのところにこい。どうせその頃には、エレノアも結婚しているだろ?」
シオンが言うように、十年後にはエレノアも三十歳に近い年齢になっている。
本人に「私は絶対に結婚しません!」という強い意志がない限り、結婚しているはず。むしろ、周囲が結婚するようにと、次から次へと縁談を持ってくるという、それくらいの年齢だ。
「そうですね。お姉さまは、きっと結婚していると……思います……」
その相手はコンスタッドなのだろうか。だが、そうなった場合、ケアード公爵家は誰が継ぐのか。
「だったら、おまえがおれのところに来ても何も問題はないだろ? 十年後だと、セシリアは……」
「十八歳です。だから、アッシュクロフの学園に通っています。卒業したくらい……?」
「なるほどな。おまえ、前に会ったときより、大人になったな」
シオンがわしゃわしゃとセシリアの頭を撫でた。
「やめてください。髪の毛、ぼさぼさになっちゃいます」
「やっぱりさ、おまえ。十年後にはおれのところにこい。どうせその頃には、エレノアも結婚しているだろ?」
シオンが言うように、十年後にはエレノアも三十歳に近い年齢になっている。
本人に「私は絶対に結婚しません!」という強い意志がない限り、結婚しているはず。むしろ、周囲が結婚するようにと、次から次へと縁談を持ってくるという、それくらいの年齢だ。
「そうですね。お姉さまは、きっと結婚していると……思います……」
その相手はコンスタッドなのだろうか。だが、そうなった場合、ケアード公爵家は誰が継ぐのか。
「だったら、おまえがおれのところに来ても何も問題はないだろ? 十年後だと、セシリアは……」
「十八歳です。だから、アッシュクロフの学園に通っています。卒業したくらい……?」