双子パパになった不屈の自衛官は飽くなき愛で純真ママを取り戻す


「きゃっ……!」


 心臓がぎゅっとなって、呼吸が奪われる。

 私を捕まえた何者かは見知らぬ男性で、マスクにニット帽を被っていて顔はよく見えない。

 腕を引かれて羽交い絞めにされると、すぐそばの民家の入り口に連れ込まれ、家の塀の内側に追いやられた。

 ただならぬ恐怖で、ただ目を見開いて迫る男を凝視するしかできない。

 それでも本能が危険回避を叫んで、出せる力いっぱいに目の前の体を押し返した。

 一瞬距離が取れたその隙に、壁伝いで男から逃げる。

 しかし、思うように足が動かせず、あっという間に背中から男に抱きつかれた。


「やめっ」


 踏ん張る足を引っかけられ、地面に押し倒される。

 男は私の上に馬乗りになり、コートの前を大きく開いた。


「脱げ」


 中にはスエットを着ているため、それ以上前を開くことはできず、男は私のコートを脱がせようと袖口を引っ張る。

 絶対に脱がされまいと必死に抵抗していると、男は私のジーンズの留め具に手をかけた。

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