双子パパになった不屈の自衛官は飽くなき愛で純真ママを取り戻す
「約束する。なにがあっても、必ずあなたの元へ帰ってくる。決してひとりにはさせない」
回されている腕にそっと手を触れると、砂羽さんは私を反転させて顔を覗き込む。
近距離で目と目が合い、そのまま吸い寄せられるように唇が重なりあった。
優しく触れるだけのキスに、慌てて目を閉じる。
どうしたらいいのかわからず呼吸を止め受け止めていた。
やがて離れた唇が、今度は深く重なってくる。生温かい舌が探るように口内に入ってきて、思わずぴくっと体が跳ねた。
「っ……ごめ、なさい。あまり、うまくできず」
砂羽さんは耳元でくすっとし、軽々と私を抱き上げる。驚いて「わっ」と声を上げてしまった。
身長も小さいほうではないし、体重も軽いわけでもない標準。それなのに、まったく〝よいしょ〟という感じが一切なかった。
砂羽さんは見るからに体が大きいとか、がたいがいいという感じではない。
けれど、抱き上げてくれた腕もがっちりしていて、日夜訓練やトレーニングを積み強靭な体を持っていることがわかる。
「そういうことは、うまくできなくていいと思うな」
ベッドへは、体に衝撃なく静かに寝かされる。砂羽さんはそのまま自分のジャケットを脱ぎベッドに腰かけ、横たわる私を覗き込んだ。
「優しくするつもりだけど、好きだという気持ちが暴走したら止めてほしい」