双子パパになった不屈の自衛官は飽くなき愛で純真ママを取り戻す
少し前から、胸が圧迫されているように苦しい。
謝るばかりで、勇信さんからは私の欲しい言葉は出てこない。
「この間、不安にさせないって約束したばかりなのに。こんなにすぐ、君にそんな顔をさせるなんて、俺が浅はかだった」
「いえ、そんなこと。こういうことが起こる可能性は、遅かれ早かれあったわけですし、ただそれが早かっただけです。私も、それはわかっていたつもりです」
わかっていたとは思う。
でも、いざそんな話を切り出されて、どんな風に受け止め、どう振舞えばいいのかまではわからない。そのくらい、私たちの関係はまだ始まったばかりだったから。
そんな微妙な空気が流れる中、鍋の締めのオーダーを受けていたスタッフがうどんを持って席にやってくる。
スタッフが作っていってくれたうどんを黙って取り分け、思いを巡らせながら食事を終わらせた。