双子パパになった不屈の自衛官は飽くなき愛で純真ママを取り戻す
「でも、今日は〝ママの友達のおじさん〟止まりだったな。ちゃんと、話せるタイミングがなかった。本当は、帰りにでも話せたらと思ったけど、このくらいの歳は遊びの帰りは爆睡するもんなんだな。まだまだ知らないことばかりだ」
「そうですね。でも、『パパができたみたい』なんて言う場面もあったので、子どもたちもなにか感じ取ったのかもしれないですね」
私にとっても、勇信さんと子どもたちが血で繋がる親子だというのを強く感じる場面が多くあった。
子どもたちも無意識にパパを感じていたらいいなと思う。
「こんな、一度遊びに連れていって、一回一緒にご飯食べたくらいじゃ、家族になんてなれないと思ってる。この離れていた年月の上で、そんなに甘くはないって」
勇信さんの言う通り、ここから家族になっていくのはそんなに簡単ではないかもしれない。
彼の真面目な口調と真剣な横顔を目に、小さく頷く。
「いろんな時間を共にして、少しずつ家族になっていけたらいいなって思ってる」