双子パパになった不屈の自衛官は飽くなき愛で純真ママを取り戻す
ボランティアの活動時間は日によって変わってくる。
今日は十七時には活動を終え、災害ボランティアセンターに戻って活動報告を行った。
その足で今日は宿舎には向かわず、実家を目指す。
災害ボランティアに参加して現地で活動するには、滞在中の宿泊施設は自分で手配しなくてはならない。
ボランティアで訪れるのに、大変な被災地で迷惑をかけるわけにはいかないため、自ら経営が可能な宿泊施設等を自分で探すのだ。
私がボランティアに参加すると実家に報告した際、母は実家で寝泊りすればいいと言ってくれた。
しかし、姉の住まいが倒壊し身を寄せていることも知っていたため、私まで行って場所を取るわけにもいかないと遠慮した。
活動している場所から少し離れてはしまうけれど、駅近くに営業しているビジネスホテルがあり、ボランティアセンターでもそこを勧められたため私はこの期間そこに滞在しながらボランティア活動に参加している。
夕日が落ちていく紅碧色の空を見ながら、実家までの道のりを歩いていく。
地震発生から半月。
当時、映像で見た地震直後の様子に比べ、半月経った今は寸断された道路は整備されたり、電気や水道、ガスが復旧したり、少しずつライフラインは回復しつつある。
しかし、倒壊した家屋や地震の爪痕は未だ多く目に留まる。