組長さんと年下彼女~今日から同棲始めます~
京介はそっと芽生の頬に手を添えると、指先でその熱を確かめるように撫でた。芽生の身体が戸惑いにびくりと震えるけれど、その反応すら愛おしくて、どうしようもない。
「……なるべくお前がしんどくねぇよう優しくする」
京介の言葉に芽生がこくん……と恥ずかし気に首肯するから……京介は吸い寄せられるように芽生との距離を削ると、彼女の小さな唇へ自らの唇を重ねた――。
***
京介の唇が離れた瞬間、芽生の頬がふわりと熱を持つ。紅に染まった芽生の唇から、ふぁっと小さく吐息が漏れた。
京介はそっと芽生の髪を撫でながら、そのまま耳元に口を寄せる。
「……怖いか?」
京介からの自分を気遣う言葉に、芽生は一瞬だけ目を伏せた。けれどすぐに小さく息を吸って、震えながらも京介をじっと見上げて告げるのだ。
「……ちょっとだけ。でも……相手が京ちゃんって分かってるから、大丈夫」
その言葉だけで、京介は芽生から全てを許されている気がして……もう一度芽生を愛しくて堪らないという熱のこもった目で見つめる。
「なぁ芽生。これからは俺のこと京介って呼んでくれねぇか?」
京介の真摯な眼差しに、芽生は彼の頬へそっと手を伸ばすと、恐る恐る「……京介」と愛しい男の名を呼んだ。
その声に誘われるように京介の顔がもう一度芽生の方へ近付いてきて、そっと唇が重ねられる。
先のキスは唇が触れ合うだけのフレンチ・キスだったけれど、今回のは芽生のゆるりと解かれた口のあわいを縫うように京介の舌が挿し込まれてくる〝大人のキス〟だった。
初めてのディープキスに、芽生は京介の舌先に翻弄されて頭がぼんやりしてきてしまう。
「ぁんっ……」
ぬるりと口蓋を撫でられた瞬間、ゾクリと身体が震えて、自然鼻を抜けるような甘い声が吐息とともにこぼれた。
芽生をキスで恍惚とさせながら、京介の手がゆっくりと芽生のワンピースの前開きボタンへ触れる。芽生がキスに夢中になっている間にひとつ、またひとつ……と、幽けき音を立てながらボタンを外していく。そうして京介の手がやんわりとレース素材の薄い生地越しに芽生の胸を包んだ瞬間、初めて衣服が乱されていることに気が付いた芽生が、ビクッとして瞳を見開いた。
慌てたようにイヤイヤをして京介の口付けから逃れると、
「やんっ、京……ちゃん……」
恥ずかしさに震える手でギュッと京介の手を掴んだ。
そんな芽生の抗議の声に、「京介……」と訂正してから、まるでそれを諫めたいみたいに京介の指が布越しに芽生の胸の頂をカリッと引っ掻く。
あんなにも呼ばれることを拒んでいたはずの名前を呼べと求めてくる京介に、芽生は戸惑いながらも「京介……」と懸命に恥ずかしさを堪えて胸の上に載せられた京介の手へ、自分の手を重ねた。
京介の大きな掌に包まれた下で、心臓がせわしなく高鳴っているのが、彼の手を介していても響いてくる。そこへ直に触れている京介にだって、それは伝わっているはずだ。
その証拠だろうか。
京介が芽生をじっと見下ろして、「続けても……いいか?」と気遣わし気に問い掛けてきた。
これ以上先へ進んだら心臓が壊れてしまうんじゃないかと思った芽生だったけれど、そっと伸ばしたもう一方の手が触れた京介の心臓も、自分と同じくらい忙しなく動いているのを感じて、コクッと頷かずにはいられない。
「京、介……も、ドキドキしてる?」
いつものように〝京ちゃん〟と言いそうになるのをなんとか訂正してそう問い掛けたら、「ああ。情けねぇーけど……お前が相手だと俺は初心者に成り下がるみてぇだ」とバツが悪そうに京介が苦笑する。
その表情が何だか新鮮で可愛くて……芽生は「嬉しい……」とつぶやいていた。
京介は巨乳フェチだと、千崎の言葉から何となく分かっていた芽生だったけれど、京介は芽生が想像していたよりずっとずっと胸が好きみたいで……。執拗に撫で回され、吸い上げられ……愛され尽くした芽生の胸は全体がほんのりと薄紅に色付いて熱を持っていた。
好きな男から胸に触れられるのが、こんなに気持ちいいだなんて知らなかった芽生は、熱に潤んだ瞳でただただ快感に悶えることしか出来なかった。
「……なるべくお前がしんどくねぇよう優しくする」
京介の言葉に芽生がこくん……と恥ずかし気に首肯するから……京介は吸い寄せられるように芽生との距離を削ると、彼女の小さな唇へ自らの唇を重ねた――。
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京介の唇が離れた瞬間、芽生の頬がふわりと熱を持つ。紅に染まった芽生の唇から、ふぁっと小さく吐息が漏れた。
京介はそっと芽生の髪を撫でながら、そのまま耳元に口を寄せる。
「……怖いか?」
京介からの自分を気遣う言葉に、芽生は一瞬だけ目を伏せた。けれどすぐに小さく息を吸って、震えながらも京介をじっと見上げて告げるのだ。
「……ちょっとだけ。でも……相手が京ちゃんって分かってるから、大丈夫」
その言葉だけで、京介は芽生から全てを許されている気がして……もう一度芽生を愛しくて堪らないという熱のこもった目で見つめる。
「なぁ芽生。これからは俺のこと京介って呼んでくれねぇか?」
京介の真摯な眼差しに、芽生は彼の頬へそっと手を伸ばすと、恐る恐る「……京介」と愛しい男の名を呼んだ。
その声に誘われるように京介の顔がもう一度芽生の方へ近付いてきて、そっと唇が重ねられる。
先のキスは唇が触れ合うだけのフレンチ・キスだったけれど、今回のは芽生のゆるりと解かれた口のあわいを縫うように京介の舌が挿し込まれてくる〝大人のキス〟だった。
初めてのディープキスに、芽生は京介の舌先に翻弄されて頭がぼんやりしてきてしまう。
「ぁんっ……」
ぬるりと口蓋を撫でられた瞬間、ゾクリと身体が震えて、自然鼻を抜けるような甘い声が吐息とともにこぼれた。
芽生をキスで恍惚とさせながら、京介の手がゆっくりと芽生のワンピースの前開きボタンへ触れる。芽生がキスに夢中になっている間にひとつ、またひとつ……と、幽けき音を立てながらボタンを外していく。そうして京介の手がやんわりとレース素材の薄い生地越しに芽生の胸を包んだ瞬間、初めて衣服が乱されていることに気が付いた芽生が、ビクッとして瞳を見開いた。
慌てたようにイヤイヤをして京介の口付けから逃れると、
「やんっ、京……ちゃん……」
恥ずかしさに震える手でギュッと京介の手を掴んだ。
そんな芽生の抗議の声に、「京介……」と訂正してから、まるでそれを諫めたいみたいに京介の指が布越しに芽生の胸の頂をカリッと引っ掻く。
あんなにも呼ばれることを拒んでいたはずの名前を呼べと求めてくる京介に、芽生は戸惑いながらも「京介……」と懸命に恥ずかしさを堪えて胸の上に載せられた京介の手へ、自分の手を重ねた。
京介の大きな掌に包まれた下で、心臓がせわしなく高鳴っているのが、彼の手を介していても響いてくる。そこへ直に触れている京介にだって、それは伝わっているはずだ。
その証拠だろうか。
京介が芽生をじっと見下ろして、「続けても……いいか?」と気遣わし気に問い掛けてきた。
これ以上先へ進んだら心臓が壊れてしまうんじゃないかと思った芽生だったけれど、そっと伸ばしたもう一方の手が触れた京介の心臓も、自分と同じくらい忙しなく動いているのを感じて、コクッと頷かずにはいられない。
「京、介……も、ドキドキしてる?」
いつものように〝京ちゃん〟と言いそうになるのをなんとか訂正してそう問い掛けたら、「ああ。情けねぇーけど……お前が相手だと俺は初心者に成り下がるみてぇだ」とバツが悪そうに京介が苦笑する。
その表情が何だか新鮮で可愛くて……芽生は「嬉しい……」とつぶやいていた。
京介は巨乳フェチだと、千崎の言葉から何となく分かっていた芽生だったけれど、京介は芽生が想像していたよりずっとずっと胸が好きみたいで……。執拗に撫で回され、吸い上げられ……愛され尽くした芽生の胸は全体がほんのりと薄紅に色付いて熱を持っていた。
好きな男から胸に触れられるのが、こんなに気持ちいいだなんて知らなかった芽生は、熱に潤んだ瞳でただただ快感に悶えることしか出来なかった。