推し活スポンサー公爵との期限付き婚約生活〜溺愛されてるようですが、すれ違っていて気付きません〜
「ミシュリーヌ、こんなチャンス二度とないぞ!」
「ですがお父様……本当にわたしで大丈夫でしょうか」
「レダー公爵と縁を結べるなどありがたい。もう後戻りはできないし、とりあえず行ってこい!」
「…………はい」
ミシュリーヌはシューマノン子爵家のためにこの婚約を受けるしかなかった。
あれよあれよとミシュリーヌとオレリアンの婚約話がまとまってしまい、今に至る。
そして初めての顔合わせで、オレリアンに直接『この婚約は間違いだった』と、言われたことでミシュリーヌは何ともいえない気持ちになった。
何が間違っているのか理由を聞いてもいいか悩みつつ今に至る。
気まずい空気が二人の間を流れていた。
オレリアンの表情がまったく動かないのも恐ろしいではないか。
(エーワンお兄様は嘘つきね。レダー公爵は、どうしてちゃんと名前を確認しなかったのかしら……。まぁ、今となってはどうしようもないんだけど)
それよりもオレリアンの顔色が悪いように見えるのは気のせいではないだろう。
彼の健康状態が気になり、そわそわしていたミシュリーヌだったが、このタイミングで言うわけにもいかず黙っていた。
「ですがお父様……本当にわたしで大丈夫でしょうか」
「レダー公爵と縁を結べるなどありがたい。もう後戻りはできないし、とりあえず行ってこい!」
「…………はい」
ミシュリーヌはシューマノン子爵家のためにこの婚約を受けるしかなかった。
あれよあれよとミシュリーヌとオレリアンの婚約話がまとまってしまい、今に至る。
そして初めての顔合わせで、オレリアンに直接『この婚約は間違いだった』と、言われたことでミシュリーヌは何ともいえない気持ちになった。
何が間違っているのか理由を聞いてもいいか悩みつつ今に至る。
気まずい空気が二人の間を流れていた。
オレリアンの表情がまったく動かないのも恐ろしいではないか。
(エーワンお兄様は嘘つきね。レダー公爵は、どうしてちゃんと名前を確認しなかったのかしら……。まぁ、今となってはどうしようもないんだけど)
それよりもオレリアンの顔色が悪いように見えるのは気のせいではないだろう。
彼の健康状態が気になり、そわそわしていたミシュリーヌだったが、このタイミングで言うわけにもいかず黙っていた。