敵国の王に囚われた皇女は、愛に溺れる
胸の奥に熱い怒りが込み上げる。

馬に飛び乗り、手綱を引くと一気に駆け出した。

「退くな! 向かうんだ!」

前線へ向かう私の声に、振り返った兵たちの視線が集まる。

恐怖と疲労に覆われたその目に、わずかな光が宿ったのが見えた。

「まだ動ける兵士は、私に続け!」

鋭く響いた命令に、数名の兵が武器を握り直す。

「おおおっ!」

雄叫びとともに彼らは走り出し、私も馬上から剣を構え、彼らと共に前線へ突き進んだ。

遠くで翻る敵の旗、その向こうに、この戦の行方を握る者の影がある――そう信じて。
< 27 / 27 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

マッチングした相手は片想いの社長でした

総文字数/94,306

恋愛(オフィスラブ)295ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
こちらは漫画版もあります。 https://www.amazon.co.jp/dp/B0HHH1DD6S
AI漫画作成日記

総文字数/1,403

その他3ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
小説家として20年弱活動してきた私が、AI漫画作家になった理由

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop