落ちこぼれ見習い聖女は、なぜかクールな騎士様に溺愛されています?〜これ以上、甘やかされても困ります〜
「しん、せい魔法……?」
私はあまり聞き馴染みがなくて首を傾げる。
「やはりそうか……」
ライオネル様は納得したらしく、顎に手を当てながら何度も頷いていた。
「神聖魔法はとても稀有な魔法で、この魔法を使える人は聖女の中でも千人に一人だとか言われているらしいね〜」
「千人に一人!?」
私は驚いて声を上げた。
「そう、前回神聖魔法が使えた聖女は二百年前とかだったようだね〜。これは魔術師団に保管されている文献だけど」
アンディさんは古びた文献を取り出し、慎重にページをめくる。
「当時のことが記録してあるみたいだよ。なになに『聖女シルビアは覚醒し、神聖魔法で魔物による傷を完治させた。それは真の聖女の誕生である』だってさ〜。やっぱり魔物の傷に効くようだね」
「そうなんですね。あの、覚醒とは……?」
それに真の聖女って何だろう?
それにしても魔物による傷を完治させる魔法があるなんて……。その神聖魔法を私が使えるっていうの?
私は未だ信じられないでいた。
「残念ながら、覚醒については詳しく記載されてなかったんだ。憶測だけど、君の神聖魔法が覚醒し始めてるってことかもしれないね〜」
「覚醒し始めてる……?」
「それより、俺が気になったのはこっちの方だよ」
アンディさんがもう一枚の紙を指先でトントンと叩いた。こちらは細い横線が山のような形をしていた。
「こっちはアイリスちゃんの魔力量の推移を表したものなんだけど、魔力が途中で急激に減少してる。まるで意図的に制限させてるみたいにね」
「! まさか」
ライオネル様は何か察したのか深刻そうな表情をした。
「ん、そう。魔力抑制魔法と酷似してる」
「魔力……抑制魔法? ってなんですか?」
私がそう尋ねると、
「それについては私から説明しよう」
声と共に急に壁から男性が現れる。
「ひゃっ!?」
私は驚いて飛び上がりそうになった。
私はあまり聞き馴染みがなくて首を傾げる。
「やはりそうか……」
ライオネル様は納得したらしく、顎に手を当てながら何度も頷いていた。
「神聖魔法はとても稀有な魔法で、この魔法を使える人は聖女の中でも千人に一人だとか言われているらしいね〜」
「千人に一人!?」
私は驚いて声を上げた。
「そう、前回神聖魔法が使えた聖女は二百年前とかだったようだね〜。これは魔術師団に保管されている文献だけど」
アンディさんは古びた文献を取り出し、慎重にページをめくる。
「当時のことが記録してあるみたいだよ。なになに『聖女シルビアは覚醒し、神聖魔法で魔物による傷を完治させた。それは真の聖女の誕生である』だってさ〜。やっぱり魔物の傷に効くようだね」
「そうなんですね。あの、覚醒とは……?」
それに真の聖女って何だろう?
それにしても魔物による傷を完治させる魔法があるなんて……。その神聖魔法を私が使えるっていうの?
私は未だ信じられないでいた。
「残念ながら、覚醒については詳しく記載されてなかったんだ。憶測だけど、君の神聖魔法が覚醒し始めてるってことかもしれないね〜」
「覚醒し始めてる……?」
「それより、俺が気になったのはこっちの方だよ」
アンディさんがもう一枚の紙を指先でトントンと叩いた。こちらは細い横線が山のような形をしていた。
「こっちはアイリスちゃんの魔力量の推移を表したものなんだけど、魔力が途中で急激に減少してる。まるで意図的に制限させてるみたいにね」
「! まさか」
ライオネル様は何か察したのか深刻そうな表情をした。
「ん、そう。魔力抑制魔法と酷似してる」
「魔力……抑制魔法? ってなんですか?」
私がそう尋ねると、
「それについては私から説明しよう」
声と共に急に壁から男性が現れる。
「ひゃっ!?」
私は驚いて飛び上がりそうになった。