手を握ってくれたあなたともう一度
「今です!」
マヒリの叫びとともに神父は作り出した大きな魔法陣を黒いモヤに向けて解き放った。
「消えろ!!!」
神父の声が聞こえたすぐ後に恐ろしい呻き声が響き渡る。
その正体を確認しようとするが眩い光が起こり、誰も目を開けることが出来なかった。
光が消えたとき、その場にいた全員がゆっくりと目を開ける。
「いない・・?」
さっきまで立ち込めていた黒い霧は消えてなくなり、目の前にいた黒いモヤもいなくなっていた。
「ありがとうございました、成功です」
神父が額の汗を拭いながらゼスたちがいるところへ歩いてきた。
「よかった・・・」
安堵の声をもらすマヒリ。
サザネも限界だったのかミツノにもたれかかるようにして座り込んだ。
「大丈夫かサザネ」
「あぁ」
顔色が悪いサザネだったが「今はリアラだ」と小さく呟く。
「あぁ・・・」
ゼス、ミツノがサザネの両肩を支えすぐにリアラの元へ向かった。
マヒリの叫びとともに神父は作り出した大きな魔法陣を黒いモヤに向けて解き放った。
「消えろ!!!」
神父の声が聞こえたすぐ後に恐ろしい呻き声が響き渡る。
その正体を確認しようとするが眩い光が起こり、誰も目を開けることが出来なかった。
光が消えたとき、その場にいた全員がゆっくりと目を開ける。
「いない・・?」
さっきまで立ち込めていた黒い霧は消えてなくなり、目の前にいた黒いモヤもいなくなっていた。
「ありがとうございました、成功です」
神父が額の汗を拭いながらゼスたちがいるところへ歩いてきた。
「よかった・・・」
安堵の声をもらすマヒリ。
サザネも限界だったのかミツノにもたれかかるようにして座り込んだ。
「大丈夫かサザネ」
「あぁ」
顔色が悪いサザネだったが「今はリアラだ」と小さく呟く。
「あぁ・・・」
ゼス、ミツノがサザネの両肩を支えすぐにリアラの元へ向かった。