ジュエル♡ハント~治癒王子は愛しの彼女を過保護に守る~


日向くんを守るように先生と日向くんの間に立つ。



「ダメだって……」

「いいから!私は大丈夫だから!」



ダメと言いながら苦しんでいる。幻覚は続いているのだろう。

先生を睨みつけながら話す。きっと……翡翠や先輩たちがもう少ししたら来てくれる。きっと助かる。

だから少しでも情報をゲットしておきたい。



「……さっきの話ですけど……教師ってことはもしかして……今日の宝石……ジュエルストーンたちは生徒が作ったものなんですか?」

「ふんっ生徒が練習で作ったものなんて安くしか売れねぇよ。あれは俺のだ。きれいだろ?なんなら幻覚のジュエルを少し込めてるからな、見たヤツらは実物以上にきれいに見えるはずだ」

「俺はあれだけのものが作れるジュエルの強さなんだ、諦めろよ」



ひどい……なんてことを言っているのだろう。

けれど……言質は取れた。あとはなんとか……ここから脱出できれば……

きっと先輩たちは来て助けてくれる。みんなを信じて……負けない!

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