僕の愛しい泥棒娘
「そうよ、だからリーヌを私の為に今日は
一晩ルシアからとりあげてやるわ」
そう言うと二人して大笑いした。
二人の笑い声をドアの外で聴いていた侍女頭
も国王も顔を見合わせて頷き合った。
「もう王妃は大丈夫だ、公爵夫人はすごいな
ほんの5分ほど話しただけで王妃をリラック
スさせてくれた。じゃあ後は頼む」
国王は侍女頭にそう言うと宰相の執務室に戻
っていった。
執務室では毒を盛った侍女が取り調べを受け
ていたが、無言を通していてついに近衛騎士
団長のユリウス・バザーレスが呼ばれた。
アウスレッドは
「団長、彼女は何もしゃべりません。仕方
がないので騎士団で吐かせてもらえますか?
これ以上はここでは何もできません」
「はい、拷問をすることになりますがよろ
しいですか、宰相?」
「ああ、仕方がないな。王妃を殺そうとした
んだからな、どっちにしても王族の殺人だ。
お前の家族は全員処刑、親類縁者も爵位持ち
は皆爵位剥奪領地も没収だな。拷問で恐ろし
い目に合ってしゃべるか、さっさと喋って潔
く処刑されるかどっちかだ」
「お前の家族は全員捕らえて牢に入れてある
言っておくが、拷問は家族も同じ目に会う事
を忘れるな。それでは行こうか」
それを聞いて顔面蒼白になった侍女は
「待ってください。話が違います。薬は少し
お腹を壊すだけの下剤だと聞いていますし、
私も試しに飲んでみたんです。2~3滴だと
少しお腹が痛くなったくらいです。
薬を渡した人は弟が騎士団に入れるようにし
てくれると言ったんです」
「誰が言った」
「第二騎士団の副団長でジョナリオ様だと
おっしゃいました」
アウスレッドは、ウッと喉を詰まらせた。
ジョナリオがそんな事をするはずがない。
自分の義母に当たる人なのだ。
一晩ルシアからとりあげてやるわ」
そう言うと二人して大笑いした。
二人の笑い声をドアの外で聴いていた侍女頭
も国王も顔を見合わせて頷き合った。
「もう王妃は大丈夫だ、公爵夫人はすごいな
ほんの5分ほど話しただけで王妃をリラック
スさせてくれた。じゃあ後は頼む」
国王は侍女頭にそう言うと宰相の執務室に戻
っていった。
執務室では毒を盛った侍女が取り調べを受け
ていたが、無言を通していてついに近衛騎士
団長のユリウス・バザーレスが呼ばれた。
アウスレッドは
「団長、彼女は何もしゃべりません。仕方
がないので騎士団で吐かせてもらえますか?
これ以上はここでは何もできません」
「はい、拷問をすることになりますがよろ
しいですか、宰相?」
「ああ、仕方がないな。王妃を殺そうとした
んだからな、どっちにしても王族の殺人だ。
お前の家族は全員処刑、親類縁者も爵位持ち
は皆爵位剥奪領地も没収だな。拷問で恐ろし
い目に合ってしゃべるか、さっさと喋って潔
く処刑されるかどっちかだ」
「お前の家族は全員捕らえて牢に入れてある
言っておくが、拷問は家族も同じ目に会う事
を忘れるな。それでは行こうか」
それを聞いて顔面蒼白になった侍女は
「待ってください。話が違います。薬は少し
お腹を壊すだけの下剤だと聞いていますし、
私も試しに飲んでみたんです。2~3滴だと
少しお腹が痛くなったくらいです。
薬を渡した人は弟が騎士団に入れるようにし
てくれると言ったんです」
「誰が言った」
「第二騎士団の副団長でジョナリオ様だと
おっしゃいました」
アウスレッドは、ウッと喉を詰まらせた。
ジョナリオがそんな事をするはずがない。
自分の義母に当たる人なのだ。