僕の愛しい泥棒娘
「僕もそう思います。宰相ご意見を」
今までほとんど口を挟まずにいた宰相は
「王家の護衛は近衛の役割だ。尋問の件と王
妃様の避難についてはユリウス団長とアウス
レッドと儂と国王で話し合う。総長とジョナ
リオはその誓約書の上部5家の動向調査をす
ぐにお願いしたい」
「「わかりました」」
と言って二人は飛ぶように執務室を出て行っ
た。これから家の方で二人は信頼する手の者
を集めて朝まで会議や手配に走り回るのだろ
う。
各いう自分もこの後母の様子も気になるので
宰相と王妃の部屋に行き二人の様子を確認し
たら、その後は朝まで王妃の避難先について
検討しなければならない。
アウスレッドが宰相と共に王妃の部屋に着く
と王妃と陛下は隣り合ってソファーに座り手
を握り合っていた。
王妃は案外落ち着いている。毒を入れられた
と思った時の動揺に比べたら雲泥の差だ。
母は向かいのソファーに座りゆったりとお茶
を飲んでいた。
「母上、こんな夜中に紅茶なんか飲んで
大丈夫ですか?随分余裕のようですが…」
「あら、アウスレッド。これはカモミールの
お茶だから大丈夫よ。私の短剣の腕前は
知っているでしょう。一発で串刺しにして
やったわ。口を開けて威嚇する暇もなかった
わよ」
「そうなのよ、レッド。リーヌったら本当に
かっこよかったんだから惚れ直すわ。きっと
もうすぐルシアが飛んでくるわよ。うふふ」
今までほとんど口を挟まずにいた宰相は
「王家の護衛は近衛の役割だ。尋問の件と王
妃様の避難についてはユリウス団長とアウス
レッドと儂と国王で話し合う。総長とジョナ
リオはその誓約書の上部5家の動向調査をす
ぐにお願いしたい」
「「わかりました」」
と言って二人は飛ぶように執務室を出て行っ
た。これから家の方で二人は信頼する手の者
を集めて朝まで会議や手配に走り回るのだろ
う。
各いう自分もこの後母の様子も気になるので
宰相と王妃の部屋に行き二人の様子を確認し
たら、その後は朝まで王妃の避難先について
検討しなければならない。
アウスレッドが宰相と共に王妃の部屋に着く
と王妃と陛下は隣り合ってソファーに座り手
を握り合っていた。
王妃は案外落ち着いている。毒を入れられた
と思った時の動揺に比べたら雲泥の差だ。
母は向かいのソファーに座りゆったりとお茶
を飲んでいた。
「母上、こんな夜中に紅茶なんか飲んで
大丈夫ですか?随分余裕のようですが…」
「あら、アウスレッド。これはカモミールの
お茶だから大丈夫よ。私の短剣の腕前は
知っているでしょう。一発で串刺しにして
やったわ。口を開けて威嚇する暇もなかった
わよ」
「そうなのよ、レッド。リーヌったら本当に
かっこよかったんだから惚れ直すわ。きっと
もうすぐルシアが飛んでくるわよ。うふふ」