桃果の契り 才人妃は皇太子に溺愛されて
「煌っ!」

抑えきれず、甘い声が漏れる。

打ち付けるたびに熱が注がれ、体の奥まで震える。

「ああ、小桃……君の中に……」

彼の吐息と共に、二人の体は離れられない。

母となった私を、煌はなおも求めてくれる。

「まだまだ……君が欲しいよ。」

激しさに混じる切なげな声。

私は涙ぐみながら、その腕にしがみついた。

「煌……私、幸せ……」

思えば――すべてはあの日から始まったのだ。

庭で桃の果実をかじっていた彼と出会い、

「俺の庭だ」と笑った声に心を奪われた。

あの時の桃の甘さと同じように、

今もこの人と過ごす時間は、私の心を満たしてくれる。

煌の熱と愛に包まれながら、

私は改めて思った――

この人と、この子となら、どんな未来も歩んでいける、と。


ー End -

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