副業家政婦の仕事に『元彼社長からの溺愛』は含まれていないはずなのに
「事前にご確認いただいていると思いますが、私、桃井を指名した場合、サービス利用日時は火木土の八時から十時になります。スタッフの指名ではなく、曜日や時間での指定もできますが、変更はございませんか?」
「いい。俺は、波留に来てほしい」
「そう……ですか。では、次に鍵のお預かりサービスについてですが、如何いたしますか?」
スタッフを指名した場合の定期サービスでは、鍵を預けることもできる。
指名されたスタッフが厳重に鍵を保管し、サービスを遂行するときにしか使用しないと書面で約束を取り交わすことで成立する。
正直、鍵まで預けられたらいろんな意味で逃げ出せない。
だから、彼には断ってほしいところだけれど、先ほどからソファー前にあるローテーブルの上で黒光りするカードが視界の隅をちらついて鬱陶しい。
十中八九、この家の鍵だろうなぁ、と思って見ていると、案の定、目の前にカードを差し出された。
「ぜひ、鍵の預かりサービスも利用したい」
「……本当によろしいのですか?」
「もちろん」
「……わかりました。では、最後にサインをいただきます。次に、定期サービスの依頼内容についてですが……」
定期サービスでは料理や掃除、片付けの他にも買い物代行や荷物の受け取りなど、様々な家事を時間いっぱいまで利用できる。
今回は二時間しかないため料理と掃除で手一杯になってしまうが、それでもよいか確認したら、これまた問題ないと頷かれた。
「いい。俺は、波留に来てほしい」
「そう……ですか。では、次に鍵のお預かりサービスについてですが、如何いたしますか?」
スタッフを指名した場合の定期サービスでは、鍵を預けることもできる。
指名されたスタッフが厳重に鍵を保管し、サービスを遂行するときにしか使用しないと書面で約束を取り交わすことで成立する。
正直、鍵まで預けられたらいろんな意味で逃げ出せない。
だから、彼には断ってほしいところだけれど、先ほどからソファー前にあるローテーブルの上で黒光りするカードが視界の隅をちらついて鬱陶しい。
十中八九、この家の鍵だろうなぁ、と思って見ていると、案の定、目の前にカードを差し出された。
「ぜひ、鍵の預かりサービスも利用したい」
「……本当によろしいのですか?」
「もちろん」
「……わかりました。では、最後にサインをいただきます。次に、定期サービスの依頼内容についてですが……」
定期サービスでは料理や掃除、片付けの他にも買い物代行や荷物の受け取りなど、様々な家事を時間いっぱいまで利用できる。
今回は二時間しかないため料理と掃除で手一杯になってしまうが、それでもよいか確認したら、これまた問題ないと頷かれた。