鬼上司のバニーガール ~部長、あなたが撫でているのは愛兎ではなくあなたの部下です~
入口の方から微かに聞こえてくる誰かの話し声。ドアが開け放された状態だから、廊下の声が漏れてきている。
その話し声は少しずつクリアになり、はっきりと聞こえる頃には、それが永山たちのものだと認識できた。
(げっ、もう戻って来た……せっかく平和に仕事してたのに……)
会議に出ていたメンバーが、永山を先頭にして戻って来た。当然、そこには孝仁の姿もあって、それが平和な時間の終わりを知らせる。
いや、それどころか、梢に地獄をもたらそうとしている。
てっきり自席へ戻ると思っていた孝仁が、なぜか梢の方へと直進してきたのだ。
「牧野。ちょっといいか?」
ここで否と答えられる人などいるのだろうか。少なくとも梢にはできない。
「……はい、なんでしょう?」
一体なんの話をするつもりなのか。梢は戦々恐々として孝仁を見やる。
その話し声は少しずつクリアになり、はっきりと聞こえる頃には、それが永山たちのものだと認識できた。
(げっ、もう戻って来た……せっかく平和に仕事してたのに……)
会議に出ていたメンバーが、永山を先頭にして戻って来た。当然、そこには孝仁の姿もあって、それが平和な時間の終わりを知らせる。
いや、それどころか、梢に地獄をもたらそうとしている。
てっきり自席へ戻ると思っていた孝仁が、なぜか梢の方へと直進してきたのだ。
「牧野。ちょっといいか?」
ここで否と答えられる人などいるのだろうか。少なくとも梢にはできない。
「……はい、なんでしょう?」
一体なんの話をするつもりなのか。梢は戦々恐々として孝仁を見やる。