運命の恋をした御曹司は、永遠にママと娘を愛し続ける
病室に向かう途中、キッズルームを見つけた結菜ちゃんが、「あそこ行きたい」と口にしたのを聞いて、その部屋へと入る。おままごとを始めた彼女は、俺にご飯を作って持ってきてくれたりする。晴香と駆け落ち相手の娘。少しだけ複雑な気持ちを持ってしまうが、結菜ちゃんには何の罪もない。そう思が、ジッと見つめるその顔に、自分の幼いころの面影がある気がした。
――まさか俺の子どもの可能性はないのか? 晴香は名字も変わり、結婚したのだ。そんなはずはないのに、俺は尋ねずにはいられなかった。
「結菜ちゃん、パパは……」
そこまで言ったところで、不意に後ろに気配を感じた。
「今、部屋に戻られました」
その言葉を聞いて、俺は尋ねるのを諦め、おもちゃの茶碗を結菜ちゃんに渡しながら声をかける。
「ママ、お部屋に戻ったって。行こうか」
――まさか俺の子どもの可能性はないのか? 晴香は名字も変わり、結婚したのだ。そんなはずはないのに、俺は尋ねずにはいられなかった。
「結菜ちゃん、パパは……」
そこまで言ったところで、不意に後ろに気配を感じた。
「今、部屋に戻られました」
その言葉を聞いて、俺は尋ねるのを諦め、おもちゃの茶碗を結菜ちゃんに渡しながら声をかける。
「ママ、お部屋に戻ったって。行こうか」