運命の恋をした御曹司は、永遠にママと娘を愛し続ける
「ねー、ゆうくん。ゆいなもかわいい?」
 恥ずかしさで沈みそうになっていたけれど、結菜のそのひと言が、私を現実に引き戻してくれる。
「結菜ちゃんもかわいいよ」

 ふたりでにっこりと笑い合っているのを見ていると、優希くんが結菜を抱き上げた。
「さあ、行こうか」
 そう言ったのを聞いて、私も荷物を手にした。

 車に乗り込むと、結菜は自分のドレスがうれしいようで、ずっとスカートの裾をなでていた。
「結菜、プリンセスになれる?」
「もちろん、なれるよ」
 私が答えると、運転席の優希くんがバックミラー越しにこちらを見た。

「結菜ちゃんは俺のプリンセスだからな」
 その言葉に、結菜は一瞬考えるような表情を浮かべ、それからにっこりと笑った。
「じゃあ、ゆーくんはパパなんだね」
「え?」
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