運命の恋をした御曹司は、永遠にママと娘を愛し続ける
 心から安堵したような言い方と言葉に、私は腕の中で小さく「え?」と呟いた。

「再会してすぐ、晴香は絶対に裏切るような人じゃない。結菜ちゃんも俺の子だってずっと信じてた」
 そこまで言うと、優希くんは抱きしめていた腕の力を、そっと強めた。
 そのぬくもりから、どんな思いで彼が私と一緒にいてくれたのかが伝わってくる。
 信じてくれていた。愛してくれていた。私はようやく、そのことに気づいた。

「ごめんなさい、ごめんなさい……。私がもっと強かったら、両親たちに、もっと……」
 もっと抵抗して、もっともがいて、それでも優希くんを信じればよかった。
 胸にあふれる悔しさと涙を抱えながら、私は彼の背中に腕をまわし、ぎゅっと力を込めた。

「でも……継母も義妹、本当にひどい人たちなの。優希くんを巻き込みたくない」
 それも本音だった。そう伝えると、優希くんはそっと距離をとり、私の瞳をじっと見つめた。
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