仮面フィアンセ〜憧れの外交官からの執着愛に今にも陥落しそうです
「そ、そうかもしれませんけど……でも、そんな急に」
言葉を探していると、修吾がテーブルの上に視線を落とした。
「それに……この部屋、もうすぐ取り壊されるんだろう?」
「あっ……」
誌史は目を丸くする。
「前にそう言っていたよね」
そういえば修吾にそんな話をしていた。ラ・ルーチェで食事をして送り届けられたときのことだ。
「はい。来年には退去しないといけなくて。まだ先ですけど」
「ならちょうどいい。俺のマンションなら通勤にも便利だし、来客があっても不自然じゃない。一石二鳥だ」
理屈はきれいに整っている。しかし誌史の胸は、理屈どころではなく激しく波立っていた。
「修吾さんと一緒に暮らすって……」
言葉を探していると、修吾がテーブルの上に視線を落とした。
「それに……この部屋、もうすぐ取り壊されるんだろう?」
「あっ……」
誌史は目を丸くする。
「前にそう言っていたよね」
そういえば修吾にそんな話をしていた。ラ・ルーチェで食事をして送り届けられたときのことだ。
「はい。来年には退去しないといけなくて。まだ先ですけど」
「ならちょうどいい。俺のマンションなら通勤にも便利だし、来客があっても不自然じゃない。一石二鳥だ」
理屈はきれいに整っている。しかし誌史の胸は、理屈どころではなく激しく波立っていた。
「修吾さんと一緒に暮らすって……」