仮面フィアンセ〜憧れの外交官からの執着愛に今にも陥落しそうです
向かい合って座った京志郎に意を決す。
「あのね、お父さん、じつは……」
「いきなりで驚かれると思うのですが、誌史さんと一緒に暮らしたいと考えています」
言い淀んだ誌史を助けるように、修吾が続けた。
「一緒に暮らす?」
京志郎の目が険しくなる。
「誌史さんが今住んでいるマンションは建て替えの予定があるそうで」
「修吾さんのマンションなら職場にも近いの」
同居はあくまでも婚約者っぽくするためなのに、つい必死に訴える自分に戸惑う。
「結婚するわけでもないのに一緒に暮らすと?」
「やだわ、お父さん。今どきそんな古臭いことは言わないの」
お通しを運んできた母、蛍が京志郎の背中をトンと叩く。
「あのね、お父さん、じつは……」
「いきなりで驚かれると思うのですが、誌史さんと一緒に暮らしたいと考えています」
言い淀んだ誌史を助けるように、修吾が続けた。
「一緒に暮らす?」
京志郎の目が険しくなる。
「誌史さんが今住んでいるマンションは建て替えの予定があるそうで」
「修吾さんのマンションなら職場にも近いの」
同居はあくまでも婚約者っぽくするためなのに、つい必死に訴える自分に戸惑う。
「結婚するわけでもないのに一緒に暮らすと?」
「やだわ、お父さん。今どきそんな古臭いことは言わないの」
お通しを運んできた母、蛍が京志郎の背中をトンと叩く。